世界で初めてダイレクトドライブ方式を採用したターンテーブル「SP-10」が登場したのは1970年。それ以降も、より上質なレコード鑑賞を求めて、回転制度を高めるクォーツ・ロックや、コギングが発生しない新開発のコアレス・ダイレクトドライブ・モーターなど、革新的な技術をターンテーブルに注ぎ込んできたテクニクス。そんなターンテーブルのトップブランドから、新たな技術を搭載したターンテーブルが登場!
テクニクスから10月下旬に発売されるダイレクトドライブターンテーブルシステム「SL-1200GR2」(25万円)は、新モーター駆動技術の“ΔΣ-Drive”を採用。高い回転精度と低振動によって、さらなる高音質化を実現しています。
フルデジタルアンプの開発で培ってきた高音質技術を応用したのが、新モーター駆動技術の“ΔΣ-Drive”。ワウ・フラッター(回転ムラによる周波数変化のこと)やS/Nでは測定できないほどのモーターの微細な回転ムラや振動を抑えて、ひとつひとつの音の出どころがハッキリとした、クリアな空間表現を可能にしています。
ノイズを低減したローノイズスイッチング電源と、リファレンスクラスの「SL-1000R」と同等のノイズ除去回路を組み合わせた“Multi-Stage Silent Power Supply”によって、電源回路を最適化。こちらにも、フルデジタルアンプの開発によるノウハウが生かされています。
その他にも、安定した回転を実現するシングルローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーター、正確な動作や速度調整を可能にする高性能マイコン搭載の電気回路、高い振動減衰特性を備えた2層構造のプラッター、アルミダイカストとBMC(バルク・モールディング・コンパウンド)による2層構造の高剛性シャーシなど、より純度の高い音を再現するための技術がギッシリ。
テクニクスのターンテーブルでは伝統の、スタティックバランス型のユニバーサルS字形トーンアームは、熟練した職人の手によって組み立てと調整が行われており、5mg以下という高い初動感度でレコード盤を正確にトレースします。
デザインは、これまでのSL-1200シリーズを踏襲しつつ、上位モデルのディテールを取り入れており、より高級感のある仕上がり。カラーはブラックとシルバーの2色展開。ブラックモデルはトーンアームや操作ボタンもすべてブラックで統一されています。
テクニクスの培ってきた技術やノウハウが結集した、ダイレクトドライブターンテーブルの新たなスタンダードモデル。より上質な家でのレコード鑑賞を実現すること間違いなしです。
>> テクニクス
<文/&GP>
【関連記事】
◆レコード以外もOK。アウトドアプロダクツ×RELAXFITのレコードバッグは普段使いも◎
◆レトロな雰囲気がたまらない!オーディオテクニカ「サウンドバーガー」なら気軽にレコードを楽しめるぞ!
◆Bluetoothスピーカーでレコードを!ワイヤレスでも楽しめるオーテクの新作ターンテーブル
- Original:https://www.goodspress.jp/news/560414/
- Source:&GP
- Author:&GP
Amazonベストセラー
Now loading...