iPhoneに搭載されるロジックボードは将来的に小型化され、バッテリー搭載スペースの拡大が実現されると期待されています。
ただし、それが実現する時期は2025年で、iPhone17 Proシリーズに搭載されるとTF International Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏が伝えています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone17 Proシリーズ用ロジックボードは、小型化される可能性が高い。
2. iPhone17 Proシリーズ用ロジックボードには、樹脂被覆銅(RCC:Resin Coated Copper)が採用される。
3. RCCの開発は、Appleと味の素が行っている。
リーカーや調査会社はiPhone16シリーズで実現と予想しているが
ロジックボードの小型化は、絶縁層に樹脂被覆銅(RCC:Resin Coated Copper)を用いて実現される見通しです。
RCCを採用するロジックボードについて調査会社TrendForceとリーカーの手机晶片达人氏は、2024年モデルであるiPhone16 Proシリーズに最初に搭載されると予想していますが、クオ氏は2025年までずれ込むと考えています。
クオ氏は、2025年に新型iPhoneの上位モデルであるiPhone17 ProシリーズにのみRCCを採用するロジックボードが搭載されると予想しています。
Appleと味の素が開発中、耐久性改善が必要
RCCの開発はAppleと味の素が行っており、2024年第3四半期(7月〜9月)までに強度を改善できれば、2025年に実製品に採用されるとクオ氏は説明しています。
利点と課題についてクオ氏は、ロジックボード用基板としてガラス素材を用いる必要がないため厚みを減らせるが、それにより耐久性が劣るというRCCの特性を改善することが必須と述べており、開発スケジュールから鑑みてiPhone16シリーズには間に合わないと伝えています。
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/Medium
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone17-556500/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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