2023年第4四半期(10月〜12月)のiPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズ向け有機EL(OLED)ディスプレイの供給枚数について、Samsung Displayの供給枚数だけが増加したと韓国メディアThe Elecが報じました。
iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズ向けOLEDディスプレイは、現在、Samsung DisplayとLG Displayの2社が供給しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 Pro向けOLEDディスプレイの発注数が増加した。
2. iPhone15 Pro向けOLEDディスプレイの発注数が増加した理由は、想定よりも販売台数が増えているからと考えられる。
3. Samsung Displayの供給枚数だけが増加、LG Displayは計画通り。
iPhone15 Pro向けOLEDディスプレイを追加発注
2023年第4四半期(10月〜12月)においてSamsung Displayの供給枚数が増加したのはiPhone15 Pro向け6.1インチディスプレイで、当初予定よりも500万枚増加したようです。
Samsung Displayは、iPhone15、iPhone15 Plus、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Max向けのOLEDディスプレイを供給、対して、LG DisplayはiPhone15 Pro、iPhone15 Pro Max向けのOLEDディスプレイのみを供給しています。
LG Displayの供給枚数は計画通りであることから、iPhone15 Proの販売台数が増加していると推察されます。
さらに、Samsung Displayに対するiPhone15 Pro向けOLEDディスプレイの発注数が200万枚追加される可能性があるとのことで、その場合は当初予定よりも700万枚増えることになります。
人気機種がiPhone15 Proに移行か
Samsung Displayは、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズ向けOLEDディスプレイを年内に最大7,000万枚供給する可能性があり、LG DisplayはiPhone15 Proシリーズ向けOLEDディスプレイを年内に最大3,000万枚供給する可能性があると、The Elecは予測しています。
iPhone15 Pro向けOLEDディスプレイの発注数が増加したことは、人気の中心がiPhone15 Pro MaxからiPhone15 Proに移りつつあるのを示唆しているのかもしれません。
Source:The Elec
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-556877/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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