Apple vs Samsung、マイクロLEDディスプレイでの新たな競争

Galaxy Watch Apple Watch Ultra_1200
 
AppleはマイクロLEDディスプレイを自製し、2026年にApple Watch Ultraへ搭載することを計画していると噂されています。
 
競合メーカーであるSamsungも、Galaxy WatchへのマイクロLEDディスプレイ搭載を計画していることを10月16日に発表しました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは、2026年モデルのApple Watch UltraにマイクロLEDディスプレイを搭載すると噂。
2. Appleは、マイクロLEDディスプレイの自製を計画している。
3. Samsungが、Galaxy Watch向けマイクロLEDディスプレイを開発していると発表した。

Apple Watch Ultraに最初に搭載されると噂

マイクロLEDディスプレイは有機EL(OLED)ディスプレイに代わって次世代ディスプレイの主流になると目されており、Appleは製造工程の一部をLG Displayに委託するも、自製することを検討しているとみられています。
 
Appleが開発するマイクロLEDディスプレイは、OLEDディスプレイがそうだったように最初にApple Watchに搭載されると専門メディアが報じていました。

マイクロLEDチップの実装方法、歩留まり率向上が課題

Samsungは、大型テレビ向けにマイクロLEDディスプレイを搭載済みです。
 
その技術を活かし、Samsungは今後、Galaxy WatchへのマイクロLEDディスプレイ搭載に向けて開発を進めているとのことです。
 
ただし、マイクロLEDディスプレイを小型化するにはマイクロLEDチップを小型化する必要があるため容易ではないと考えられています。
 
大型テレビではモジュール構造を採用しているマイクロLEDディスプレイですが、スマートウォッチ向けには一体構造を採用する必要があります。
 
そのため、不良画素(マイクロLEDチップの不良品)を防ごうとすると製造コストがかなり高くなるため、解決の難易度が高いと指摘されています。
 
 
Source:Business Korea
Photo:PhoneArena
(FT729)


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