次期12.9インチiPad Pro、ミニLEDを捨てて液晶ディスプレイに戻る!?

New iPad Pro
 
新しい12.9インチiPad Proのディスプレイは、ミニLEDバックライト搭載液晶ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)ではなく一般的な液晶ディスプレイになるとの、にわかには信じがたい予想を、DigiTimesが報じました。
 
DigiTimesはその理由を、ミニLEDディスプレイを搭載することによる製造コストの高さが販売価格の値上げに繋がり、普及が阻害されている点を挙げています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 新しい12.9インチiPad Proのディスプレイは、製造コスト削減のため、液晶ディスプレイになるかもしれない。
2. ミニLEDディスプレイから、コントラスト比の劣る液晶ディスプレイに戻ることは有り得るのか。
3. 12.9インチiPad Airに関する噂と混同されている可能性がある。

ミニLEDディスプレイよりも性能の劣る液晶ディスプレイに戻る?

DigiTimesは、新しい12.9インチiPad Proの仕様変更に伴い量産開始時期が2024年初頭に延期される可能性が高いと述べています。
 
12.9インチiPad Pro(第5世代)で採用されたミニLEDディスプレイは、現行モデルである12.9インチiPad Pro(第6世代)でも継続採用されています。
 
また、12.9インチiPad Pro(第5世代)よりも遅れてM1 ProおよびM1 Max搭載MacBook ProもミニLEDディスプレイを搭載しました。
 
コントラスト比などで一般的な液晶ディスプレイよりも優れているミニLEDディスプレイを12.9インチiPad Pro(第7世代)では中止するのでしょうか。

12.9インチiPad Airの間違いでは?

DigiTimesは、Appleは12.9インチiPad Airを開発していると報じていました。
 
そのため、12.9インチの一般的な液晶ディスプレイを搭載するiPadという点で、12.9インチiPad Airと情報が混同されたのではないかと予想されます。
 
次期iPad Proは、有機EL(OLED)ディスプレイを搭載すると噂されています。それが実現すれば、OLEDディスプレイを搭載するiPad Proと、液晶ディスプレイを搭載するiPad Airという差別化が可能になると考えられます。
 
 
Source:DigiTimes via MacRumors
Photo:CuriosityTech(@CuriosityTech_)/X
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