トライアンフの名カフェレーサー「Thruxton」が来年生産終了に。いよいよFinal Editionの登場です

往年のバイクファンにとって、1964年の誕生以来、カフェレーサーとして名を馳せてきたトライアンフの「Thruxton(スラクストン)」は、特別な一台です。その「Thruxton」がついに来年、生産終了になります。

その歴史の最後を飾る最終モデル「Thruxton Final Edition」(215万円)が発表されました。何世代にもわたる開発チームの集大成のような一台となっています。

この特別モデルのベースは、プレミアム仕様の「Thruxton RS」。ハイパワーな1200ccボンネビルエンジンを搭載し、歴史的なバイクの最後に相応しい最高のパフォーマンスを披露します。

シングルシート、モンツァスタイルのフューエルフィラーキャップなど、Thruxtonのトレードマークであるディテールをすべて継承している「Thruxton Final Edition」。伝統のスピリットを象徴するようなスタイリングとなっています。

特徴的なタンクを始めとしたカフェレーサーのスタイリングを際立たせるのは、こだわりの塗装。独自のコンペティショングリーンのメタリック塗装は、クラシックなトライアンフのロゴとともにThruxtonのブリティッシュレーシングへの伝統に敬意を表したもの。

彫刻が施されたフューエルタンクとシートカウルには、ゴールドラインのディテールが手作業でペイントされ、さらにアーティストのイニシャル入り。そして、タンク上のゴールドのヘリテージトライアンフロゴが、その佇まいに風格を与えます。

今回の「Thruxton Final Edition」には、各車にバイク固有の車体番号を記した証明書付き。証明書には、「Thruxton 1200」デザインチームのメンバー、そしてトライアンフCEOのニック・ブロアのサインも入ります。さらに、Final Edition限定のエンジンバッジが付属します。

入荷は2024年春以降の予定です。

>> トライアンフ「Thruxton Final Edition」

<文/&GP>

 

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