Appleが発表した新型MacBook Proに搭載されるM3 Proについて、GPUコア数とCPUの高性能コアの数、メモリの帯域幅はM2 Proよりも劣っていると、Wccftechが指摘しています。
M3 Proは、高性能コアおよび高効率コアともにM2 Proよりも処理性能が優れているとAppleは発表していますが、単純に数だけを比べればWccftechの指摘通りです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. M3 ProとM2 Proを比べると、ダウングレードされた部分があるとWccftechが指摘。
2. M3 Proは、GPUコア数と高性能コア数、メモリ帯域幅がM2 Proよりも減少している。
3. 今後、ベンチマークスコアが報告されればどの程度の差なのか明らかになる。
GPUコア数、高性能コア数、メモリ帯域幅がM2 Proよりも減少
M2 Proには12コアCPUと19コアGPU構成がありましたが、M3 Proでは12コアCPUと18コアGPU構成と、GPUが1コア減少しています。
また、CPUは同じ12コアながら、M2 Proは8つの高性能コアを搭載していたのに対し、M3 Proは6つに減少しています。
更に、M2 Proのメモリ帯域幅は200GB/sだったのに対し、M3 Proのメモリ帯域幅は150GB/sになりました。
実性能の確認はベンチマークスコアの報告待ち
M2 ProとM3 Proの性能差が小さいのはこれらの要因によるのかもしれないと、Wccftechは推察しています。
ただし、M2 ProとM3 Proでは細部の設計が異なる可能性がありますので、実性能での差は今後報告されるであろうベンチマークスコアを確認する必要があります。
Source:Wccftech
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-558322/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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