プロ並みのドリップをスイッチ1つで。HARIO、水量・水温・流速を制御するコーヒーマシンをMakuakeで販売

自宅でコーヒーを楽しむ際、「同じ豆を使っているのに、毎回味が違う」「お店のコーヒーの味を出したいけれど、難しい」という悩みはないだろうか。そんな人に朗報だ。

円すい形ドリッパー「V60ドリッパー」をはじめ、数多くのコーヒー器具を生み出してきたHARIOから、先端テクノロジーを取り入れたコーヒーマシン「Hikaru V60 Smart Brewer」が登場した。

同製品は、HARIOと、IoTコーヒー機器専門メーカーであるシンガポールのHiroia Communications PTE.,LTD.が共同開発。2023年10月24日よりMakuakeにて先行販売を実施している。

世界中で愛用されるV60ドリッパーと正確な抽出コントロールによる、トップバリスタ並みの1杯を楽しみたい人は要チェックだ。

10段階の流速コントロール、1℃単位で正確な抽出を実現

「Hikaru V60 Smart Brewer」は、コーヒー豆の旨味と香りをしっかり抽出するV60ドリッパーと、水量、水温、流速を緻密に制御する抽出コントロールのテクノロジーが融合したコーヒーマシン。

同製品では、流速を10段階で調整可能。5つ穴のシャワー式の注湯口からの流量を設定することで、コーヒー粉の攪拌の度合いを選べる。

タンクの下部には高性能なスケールを内蔵し、1mL単位での水量の調整を実現。タンク内にはNTC温度センサーを搭載し、1℃単位で正確な抽出を実行する。

また計算コアとしてSTM32bitのマイクロプロセッサを搭載しており、注湯のインターバルの時間を0秒から99秒まで、1秒単位で設定できる。

正確なドリップから生み出される味や香りは、プロのハンドドリップ並みだという。展示会を開催したところ、来場者から「コーヒーメーカーで豆本来のフルーティな酸味まで表現できているのはスゴイ」との声があがったそうだ。

専用アプリでは、焙煎度ごとに適した抽出レシピを用意。

ユーザーはアプリを使用して、普段飲むコーヒー豆の焙煎度に合わせて「Hikaru V60 Smart Brewer」本体に登録するプリセットレシピを変更できる。

レシピ作成機能では、オリジナルの抽出レシピを作成することが可能。水温・水量・流速・蒸らし時間のカスタマイズを行い、ライブラリーに保存できる。

IoTでコーヒーの楽しみ方が何倍にも広がる「Hikaru V60 Smart Brewer」で、プロ顔負けの1杯を味わってみてはいかがだろうか。

（文・Haruka Isobe）

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