新型iPad Air、Proの値上げ!mini 7に遅れ、iPad 9は生産終了へ

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新型iPad AirとiPad Pro、iPad mini、iPadの量産開始時期に関する最新情報を、TF International Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏が伝えました。
 
2024年末に、iPad(第9世代)は生産終了になると、クオ氏は述べています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 新型iPad AirとiPad Pro、iPad mini、iPadの量産開始時期に関する最新情報が判明。
2. 新型iPad Airには12.9インチモデルが搭載、差別化のために新型iPad Proは値上げされる。
3. iPad(第9世代)の後継モデルはなく、2024年末に生産終了になる模様。

新型iPadのモデル別量産開始時期

クオ氏は、新型iPad AirとiPad Pro、iPad mini、iPadの量産は下記の時期に開発されると述べています。
 

  • iPad Air:2024年第1四半期(1月〜3月)
  • iPad Pro:2024年第1四半期後半(1月〜3月)〜第2四半期(4月〜6月)
  • iPad mini:2024年下半期(7月〜12月)
  • iPad:2024年下半期(7月〜12月)

 

新型iPad Air

新型iPad Airのディスプレイサイズは、現行モデルの10.9インチに加え12.9インチが追加されます。
 
ディスプレイ種別はミニLEDバックライト搭載ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)ではなく、現行モデル同様、液晶ディスプレイになるとクオ氏は予想しています。
 
10.9インチiPad Airは現行モデルと同じながら、12.9インチiPad Airの販売価格はディスプレイサイズが大きくなるのに応じて高くなるようです。
 

新型iPad Pro

新型iPad Proには、M3と有機EL(OLED)ディスプレイが搭載されると噂されています。
 
新型iPad Pro用OLEDディスプレイの量産は第1四半期(1月〜3月)前半に開始される予定でしたが、第1四半期(1月〜3月)後半〜第2四半期(4月〜6月)に遅れることになったのに伴い、本体の量産開始時期も当初予定よりも遅れるとクオ氏は考えています。
 
なお、12.9インチiPad Airの発売により、販売価格帯が被らないようにiPad Proの販売価格は現行モデルから値上げされるとクオ氏は伝えています。
 

新型iPad mini

新型iPad miniの量産開始時期も遅くなり、当初計画の第1四半期(1月〜3月)から下半期(7月〜12月)に延期されたとのことですので、iPad mini 7の発売を待っているユーザーには残念な情報です。
 

新型iPad

iPadのベースモデルとして、iPad(第11世代)だけが下半期(7月〜12月)に量産開始され、iPad(第9世代)は後継モデルが用意されず年末までに生産終了になるとクオ氏は予想していることから、的中した場合はホームボタンを搭載するiPadがラインナップから姿を消すことになります。
 
 
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/Medium
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)


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