iPhone16/16 Pro、新冷却機構採用でパフォーマンス向上か

iPhone15 16 Pro AI
 
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズでは、冷却機構が改良されるとの予想を、リーカーのKosutami氏(@KosutamiSan)が伝えました。
 
iPhone15 Proシリーズで発熱問題が報告された際に、原因は冷却能力が不足しているからと指摘されるなど、iOS17.0.3へのアップデートで発熱問題が収束するまではiPhone本体の冷却能力不足が懸念されていました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズでは冷却機構が改良されるとの予想を、リーカーが伝えた。
2. iPhone16シリーズはグラフェン、iPhone16 Proシリーズは金属外装を持つバッテリーを用いて冷却能力を向上させる可能性がある。
3. 以前から搭載が噂されているベイパーチャンバーは、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズにも搭載されない見込み。

グラフェンと金属外装のバッテリーで、冷却能力向上へ

Kosutami氏はiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズで改良される冷却機構について、以前から課題となっている発熱問題を解決するためと記しています。
 
Kosutami氏によれば、iPhone16シリーズはグラフェンを用いた冷却機構を採用iPhone16 Proシリーズは金属外装を持つバッテリーを採用するとのことです。
 
金属外装を持つバッテリーは、ヒートシンクのような役割か、A18 Proの発する熱を金属フレームに伝える役割を果たす可能性があります。

ベイパーチャンバー搭載が噂されていたが

iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズの冷却機構が改良されるとはいえ、Kosutami氏の予想通りであれば、複数のハイエンドAndroidスマートフォンが搭載するベイパーチャンバーを搭載する必要はないようです。
 
iPhoneへのベイパーチャンバー搭載は以前から噂されているのに実現していないのは、重さや厚さが増す懸念、バッテリー搭載スペースの減少、製造コストの増加などを踏まえて総合的に判断すると、搭載する必要はないとAppleは判断しているのかもしれません。
 
 
Source:Kosutami(@KosutamiSan)/X via AppleInsider
Photo:Apple Intro(@appleintro)/X
(FT729)


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