Appleが今月発売したM3 Pro搭載16インチMacBook Proは様々な改善が図られていますが、最も特筆すべき点は省電力性能かもしれない、とNotebookcheckがレビューを公開しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. M3 Pro搭載16インチMacBook Proの省電力性能について、レビューが公開された。
2. 輝度を下げた状態での動画再生時間は24時間を超えることがわかった。
3. Webサーフィンも連続して20時間以上可能とのこと。
パフォーマンスよりもバッテリー駆動時間に注目?
16インチ新型MacBook ProはベースモデルがM3 Proチップ搭載となっていますが、M2 Proと比べてパフォーマンスはそれほど向上していないといわれています。SSDのさらなる高速化、SDRの最大輝度の向上は図られていますが、バッテリー駆動時間が著しく長くなっていることに注目が集まっています。
M3 Pro 16インチMacBook Proには99.6Whという非常に大きなバッテリーが搭載されていますが、輝度を150cd/m²まで下げると、Big Buck Bunny(テストによく使用される3Dアニメ映画)をH.264 1080pで24時間41分再生することができたそうです。
Wi-Fiでのネットサーフィンも20時間4分と、16インチという大型画面にしては相当な長さのバッテリー駆動時間となっています。
今年始めに登場したM2 Max搭載16インチMacBook Proと比べても、バッテリー駆動時間が遥かに長くなっているのがわかります。
M3 Pro 16インチMacBook Pro | M2 Max 16インチMacBook Pro | |
---|---|---|
Big Buck Bunny H.264 1080p(分) | 1481 | 1124 |
Wi-Fiでのインターネットサーフィン(分) | 1204 | 887 |
Notebookcheckによれば、M3 Proはマルチコア性能もGPU性能もM2 Proと実質的に変わらないものの、シングルコア性能が大幅に上昇しており、これが全体的な効率化につながっているとのことです。
Source:Notebookcheck
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-560522/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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