シチズン渾身のキャリバーCal.0210を搭載!「ザ・シチズン」はデイト付きメカニカルで新しい扉を開く

今年6月にその存在が知らされて以来、時計ファンの間でいまかいまかと待たれていたザ・シチズンの新作がいよいよ発売の運びとなりました。

12月9日発売の「ザ・シチズン メカニカルモデル Caliber 0210」(品番 NC1000-51E・NC1001-58A:各88万円)は、クロノメーターを超える優れた時間精度と美しさを兼ね備えた新開発のデイト表示付機械式ムーブメント“Cal.0210”を搭載した最新モデル。2021年に、シチズン11年ぶりの新型機械式時計として登場し大いに話題を呼んだ“Cal.0200”のバリエーションですが、注目したいのは単なるデイト機能追加に留まらない実用面での進化です。

▲「NC1000-51E」

この秋新たに登場する「メカニカルモデル Caliber 0210」は、前述の通り2021年に発売された“Cal.0200”をベースに、新たにデイト表示機能を搭載させた新開発のムーブメント“Cal.0210 ”を搭載したバリエーションモデル。

“Cal.0200”と同じく、テンプ部分に時間精度の⻑期持続性に優れるフリースプラング方式を用いることで、平均日差 −3〜+5秒という高精度を実現。さらに細かな部品ひとつひとつの仕上げや精度も徹底して追求、優れた機能と審美性を両立させるというシチズンの設計思想を体現している点も兄貴分モデルと同様。一方で、新たな機能として3時位置にデイト表示を搭載しているのが大きな特徴です。


ケース径は“Cal.0200”搭載の2021年モデルと同じ40mm、ケースデザインも2021年モデルを踏襲するもの。これだけを見ると単なるデイト機能の追加に見えますが、ケース厚を確認してみると、2021年モデルの10.9mmに対し新作では11.2mm。新たな機能を加えながら、わずか0.3mmの増加にとどまっているのは驚きです。

また電鋳手法で表面に凹凸の砂地模様をあしらったダイヤルなど、ダイヤルのデザイン面も2021年に発売された「NC0200-90E」「NC0200-06A」などを継承するものですが、デイト表示の追加に伴い、12時位置のインデックスの形状をわずかに変更するなど、よく比べてみるとディテールにおいてもバランスを考えた繊細な配慮が行き届いていることがわかります。

さらに大きな変更点として挙げられるのが防水性能の向上。2021年モデルの5気圧防水に対し、新モデルでは日常生活での実用に耐える10気圧防水を実現。デイト表示と日常生活防水の搭載によって、シチズンの機械式腕時計が実用時計としての新たな一歩を踏み出していることがわかります。

▲「NC1001-58A」

カラーバリエーションはブラックダイヤルの「NC1000-51E」、ホワイトダイヤルの「NC1001-58A」の2種類をラインナップ(どちらも特定店限定モデル)。凛とした表情が見る人を魅了する、ザ・シチズン渾身のタイムピースです。

>> ザ・シチズン

<文/&GP>

 

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