フランスを代表するナイフブランド「オピネル」の新作は美しいグリップに注目!

1890年にフランスのサヴォワ地方の小さな村で開発された、OPINEL(オピネル)の折りたたみ式ナイフ。その優れた品質は「ザ・フレンチナイフ」と称され、ブランドとしての地位を確立。2022年には世界70カ国以上で販売され、その製品はDIY、スポーツ、アウトドア、ガーデニング用ナイフやポケットツール、そして、キッチンナイフやテーブルナイフなど、多岐に渡って展開しています。

そんな世界中に数多くの愛好家を有し、フランスが世界に誇るナイフメーカーOPINELより、3種類の限定コレクションが登場。ひとつ目は美しい木目が特徴の「ステンレススチールNo.08 SAMPO」(1万3200円)、ふたつ目は自然をテーマに人気アーティスト3名とのコラボレーション「Edition Nature」コレクション(8580円~1万2100円)、3つ目はアメリカの自然と野生動物がテーマの限定コレクション「ANIMALIA AMERICA」(3740円)です。

フィンランドの神話からインスピレーションを得て作られた、「ステンレススチールNo.08 SAMPO」(1万3200円)。神話に登場するSAMPO(サンポ)は姿や形など全てが謎に包まれ、唯一、分かっていることは、SAMPOを見つけたものには「永遠の幸福と富がもたらされる」ということだけ。

そんな不思議な神話が伝わる、フィンランドの森で育ったカーリーバーチをハンドルに採用。カーリーバーチはヨーロッパの限られた地域にのみ自生する白樺の一種で、木製大理石とも称される波打つような美しい木目が特徴となっています。

この美しい木目がそれぞれのナイフに表情を与えるため、ひとつとして同じナイフは存在せず、見た目の美しさ加え耐久性も抜群。船舶や高級車の室内装飾に使用されることもある素材です。

鏡面仕上げの刃には、切れ味の鋭いサンドビック社の12C27Mステンレススチールを採用。刃身にはオピネルのロゴや、王冠を頂く手と共にステンレスを表すINOXの文字を刻印。専用の化粧箱入りで全世界限定6750本となっています。

世界中のオピネルファンが待ち望む2年に1度のEditionコレクション第4弾は、「自然への称賛」をテーマにした、人気アーティスト3名とのコラボレーション「Edition Nature」コレクション。各モデル9000本限定生産で、ブレードにはシリアルナンバー入り。それぞれのデザインに合わせた専用の化粧箱が用意されています。

▲「Edition Nature ロミーゴンザレス」

「Edition Nature ロミーゴンザレス」(8580円)は、チリのサンティアゴで生まれ、2014年からベルリンを拠点に活動しているアーティスト。彼女の作品は自然への解釈と、芸術と科学の交点の探求に焦点を当てています。

今回のコラボレーションでは自然に関する様々なテーマについてリサーチを行い、最終的に辿り着いたモチーフはきのこ。配置や見え方に特にこだわり、人と自然との繋がりを示唆する絶妙なニュアンスが表現されています。

フランスを拠点に活動するイラストレーター兼壁画家の「Edition Nature ペリン・オノレ」(8580円)。彼女は見た人が自由に解釈できるような比喩と抽象が混在するスタイルを好み、今回のコラボレーションでもそんな視点が大きく反映されています。

▲「Edition Nature ペリン・オノレ」

花や動物、植物などの様々なモチーフのスケッチから始まったデザイン製作は、木製ハンドルに映える色選びを経て、見る者の遊び心をくすぐるカラフルでポップな仕上がり。特徴的な1本となっています。

フランスを拠点に活動するアーティスト「Edition Nature ミオシェ」(1万2100円)の作品は、人間、都市、自然、それらを取り巻く空間に焦点を当てており、彼が描き出す複雑でストーリー性を含む構図は、ルネッサンス絵画や古代ギリシャの原型を思わせます。

▲「Edition Nature ミオシェ」

今回のコラボレーションでは、ヨガの木のポーズ(ヴルクシャーサナ)をモチーフを描くことで自然への敬意を表現。

神秘的な世界観に合わせて刃とリングはシックなブラックで仕上げ、このPVDコーティングにより見た目の美しさだけでなく、食品と接触による耐腐食性を向上させています。

▲「Moose」

アメリカの風景と動物が刻印された「ANIMALIA AMERICA」(3740円)は、ハンドルにオーク材を採用。タンニンを多く含むため虫や菌類に非常に強く、黄褐色の外観ろ真っ直ぐで均一な木目が特徴。ニス仕上げにより、湿気や汚れからも保護してくれます。

▲「Bear」

ハンドルに描かれているのはアメリカの代表的な野生動物である「Moose(ヘラジカ)」と「Bear(熊)」と「Bison(バイソン)」。それぞれ動物と一緒に描かれているアメリカの自然がピッタリとマッチしています。

▲「Bison」

コレクターからはこだわりの限定モデルが人気を博している、フランスを代表するナイフメーカーOPINELの新作限定コレクション。魅力的なハンドルのデザインは、使って楽しむことはもちろん、飾って眺めるだけでも楽しめそうです。

>> OPINEL

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆持って、使って、眺めて愉しめるソムリエナイフの最高峰「ラギオール アン オブラック」
◆特別仕様のレアなモーラナイフを一生モノの相棒にしてみない?
◆切る、削る、叩くなんでもござれ!ブッシュクラフトナイフ「ZANDA」を使いこなせ!


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA