メインとしてもサブ機としても便利!ハイコスパスマホ5台大比較【最新テレワークギア&仕事の靴/鞄/文具】

【最新テレワークギア&仕事の靴/鞄/文具】

スマホのハイエンドモデルは10万円オーバーは当たり前で、20万円を超えるものも少なくない。端末価格を抑えたい人は、ミドルクラスでコスパのいい実力派モデルに注目だ。

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仕事でも活用できる機能が満載されたハイエンドのスマホは、かなり高価なのが悩みどころ。例えばiPhone 15 Proシリーズなら最安でも端末価格は約16万円になる。

そんな中で半額程度で買えるミドルクラスのモデルが注目されているが、これらも少し高騰気味だとITジャーナリストの村元正剛さんは現状を語る。

「1年前は5万円前後のモデルが多かったのですが、最新モデルだと6〜7万円くらいが主流になっている印象です。このクラスも高性能化が進むと同時に、円安や半導体不足の影響で、少し割高感が出てきました」

とはいえ、基本機能の使用感で言えば、10万円台のモデルと大きく変わらず、コスパに優れていると言えるようだ。

「3年くらい前の上位モデルとほとんど性能差はなく、チップセットやディスプレイ、カメラも優秀。デザイン面でもクオリティは上がってきていると思います。普段使いで不自由することは少ないでしょう」

また、サブ機として2台持ちを考えるなら、3〜5万円程度の低価格モデルを狙う手もある。

「バッテリー容量も多く、おサイフケータイに対応するなど、実用性は十分。仕事用として通話やメール、ブラウジングなどに用途を絞れば、問題なく使えるレベルでしょう」

ITジャーナリスト/村元正剛さん
iモードが開始された1999年からモバイル市場を追い、新機種のレビュー記事などを雑誌やWeb媒体に寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている

 

■手頃な価格で質感もよく2台目としてもお勧め

シャオミ
「Redmi 12 5G」(2万9800円/公式オンラインなど)

手頃な割にデザインがよく、処理もスムーズなので、2台目としてもお勧め。大容量バッテリーを搭載するところも魅力です(村元さん)

背面に質感の高いガラス素材を採用しプレミアムエントリーに位置付けられるモデル。メインカメラが約5000万画素で、メモリを最大8GBに仮想拡張できるなど、実用的なスペックも十分。指紋認証やeSIM、おサイフケータイも利用できる

▲バッテリーは5000mAhと大容量。衝突や落下、充電ポートなどの厳格なテストをクリアしていて、耐久性にも優れている

【SPEC】
ディスプレイ:約6.8型フルHD+(2460×1080)
チップセット:Qualcomm Snapdragon 4 Gen 2
メインメモリ:4GB
ストレージ:128GB
アウトカメラ:50MP+2MP 深度センサー
インカメラ:5MP
バッテリー:5000mAh
サイズ:約H169×W76×D8.2mm
重量:約200g

 

■Googleアプリを使いこなせる快適な操作感

Google
「Google Pixel 7a」(6万2700円/グーグルストアなど)

廉価版ながらプロセッサーの性能が高く、サクサクと操作できます。Googleアプリとの親和性も高いところも特徴です(村元さん)

廉価モデルの位置づけながら、上位機と同じチップセットを搭載。消しゴムマジックなどの撮影機能や文字起こし、翻訳など実用機能も備える。金属製フレームや高耐久ガラス、IP67相当の防塵防水性能など、耐久性も高い。

▲1回の検索でアプリ、メッセージ、写真などから該当項目を横断的に表示する機能を搭載。目的のコンテンツを素早く探せる

【SPEC】
ディスプレイ:約6.1型フルHD+(2400×1080)OLED
チップセット:Google Tensor G2
メインメモリ:8GB
ストレージ:128GB
アウトカメラ:64MP広角+13MP超広角
インカメラ:13MP
バッテリー:4385mAh
サイズ:約H152×W72.9×D9mm
重量:約193.5g

 

■スリムサイズに使いやすいカメラを搭載

シャープ
「AQUOS sense8」(6万2150円/ドコモなど)

このクラスの中ではカメラ性能が秀逸で、手ぶれ補正も強力。横幅が71mmとスリムで操作しやすいところも便利ですね(村元さん)

画質と操作性に優れたカメラや大容量バッテリー、省電力ディスプレイを採用し、普段使いのよさを追求。耐久性と質感が高いアルミフレームも特徴。おサイフケータイやマスク対応の顔認証指紋認証も搭載する。

【SPEC】
ディスプレイ:約6.1型フルHD+(2432×1080)IGZO OLED
チップセット:Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1
メインメモリ:6GB
ストレージ:128GB
アウトカメラ:50.3MPメイン+8MP広角
インカメラ:8MP
バッテリー:5000mAh
サイズ:約H153×W71×D8.4mm
重量:約159g

 

■長く使える工夫が充実し海外出張にもお勧め

OPPO
「OPPO Reno9 A」(4万6800円/公式オンラインストアなど)

RAM拡張やシステムの劣化軽減など長期利用に適したモデル。nanoSIMを2枚装着でき、eSIMにも対応。海外出張用にも向いています(村元さん)

デザインや質感のよさと、安定した操作性の持続に注力したモデル。効率よくシステム稼働領域を維持する機能を備え、システムの劣化を効果的に低減。メモリーは最大16GB相当まで拡張できる。18Wの急速充電機能も搭載。

▲防水防塵性能はIPX8・IP6X相当。おサイフケータイやマイナンバーカード(スマホ用電子証明書)機能も備える

【SPEC】
ディスプレイ:約6.4型フルHD+(2400×1080)OLED
チップセット:Qualcomm Snapdragon 695 5G
メインメモリ:8GB
ストレージ:128GB
アウトカメラ:48MP広角+8MP超広角+2MPマクロ
インカメラ:16MP
バッテリー:4500mAh
サイズ:約H160×W74×D7.8mm
重量:約183g

 

■ハイエンドに迫る高性能でカメラ機能も充実

モトローラ
「motorola edge 40」(6万4800円/公式オンラインストア)

ハイエンドに近い高性能なチップセットを採用し、時短操作にも注力。程よいスリム感と相まって気持ちよく使えます(村元さん)

カメラや処理性能が優れたミドルハイレンジモデル。メモリ8GB、リフレッシュレート144Hzなどスペックが高く、スムーズに操作できる。FeliCaやIP68相当の防水防塵に対応。ブラックは背面がレザー仕様になっていて質感も高い。

▲メインカメラは約5000万画素で、f1.4の明るく大口径のレンズを採用。暗所でも細部まで鮮明な写真を撮影できる

【SPEC】
ディスプレイ:約6.55型フルHD+(2400×1080)OLED
チップセット:MediaTek Dimensity 8020
メインメモリ:8GB
ストレージ:256GB
アウトカメラ:50MPメイン+13MP超広角+マクロ
インカメラ:32MP
バッテリー:4400mAh
サイズ:約H168.43×W71.99×D7.58mm
重量:約171g

 

■便利な無料アプリで手軽に作業効率化!

▼やるべきタスクを公私両面で一括管理

「Todoist(Android/iOS)」(無料 ※アプリ内課金あり)

日々のやるべきことをオンライン上で確認できるタスク管理ツール。シンプルなUIで、個人用だけでなく、チームでのスケジュール共有も可能だ。

▼外出先で打ち合わせや作業のスペースを簡単予約

「SHARE LOUNGE(Android/iOS)」(無料 ※スペース使用料別)

TSUTAYAが全国に展開するコワーキングスペース兼カフェを予約できるアプリ。 有料メンバーになると、月額制で利用し放題になる。

▼AIを使って資料やポスターを素早くデザイン

「Microsoft Designer(Android)」(無料)

生成AIを使い、手軽に資料などをデザインできる。作成したいものをテキスト入力すると複数の候補が表示され、細かい指定を加えて完成させられる。

▼ホワイトボードの内容をオンラインで共有

「Microsoft Whiteboard(Android)」(無料)

オンライン上でホワイトボードのようなキャンバスを共有できるアプリ。ビデオ会議でアイデア出しなどをする際に、自由に使えて便利だ。

※2023年11月6日発売「GoodsPress」12月号22-23ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【最新テレワークギア&仕事の靴/鞄/文具】

<取材・文/TAYA>

 

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