NTTドコモやau、ソフトバンクは、2年後に端末を返却する残価設定型の契約を対象に、iPhone13やiPhone14を月額1円~2円で提供しています。また、ドコモ版iPhone13を対象とした1万円相当のポイント還元も継続しています。
なお、12月27日には端末の割引販売に関する規制が変更されます。家電量販店には、現行の価格が12月26日までと記載されており、iPhone14の月額1円販売が26日に終了する可能性もありそうです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. ドコモ、au、ソフトバンクがiPhone14(128GB)を月額1円~2円で提供
2. 12月27日には電気通信事業施行規則が改正、割引ルールが変更に
3. 店頭での情報によると、現行価格での販売は26日までの可能性
通信キャリアによるiPhoneセール
家電量販店等の販売代理店において、MNPで残価設定型契約を申し込むこと等を条件にiPhone14等のキャリア版スマートフォンが割引価格で販売されています。
記事執筆時点では、ドコモ版、ソフトバンク版、au版のiPhone14(128GB)がMNP等での残価設定型契約を条件に月額1円~2円で提供されています。なお、2年後の端末返却が前提となっており、2年目以降には月額料金が高額になります。
筆者が確認したところ、地方のショッピングモールの販売代理店でもiPhone14の月額1円セールが10月以降は継続実施されており、日本全国でiPhone14をお得に入手できる状況となっています。
また、ドコモ版iPhone13においては、月額1円で提供されることに加えて、一部の家電量販店では契約特典で1万円相当のポイントが還元されるキャンペーンも実施されています。
なお、総務省は端末の割引販売に関する規制変更を予定しており、12月27日には改正電気通信事業法施行規則が施行されます。
通信プランとのセット販売時の割引上限が現行の2万円から4万円に変更される一方で、端末自体の割引(白ロム割引)への規制により、「一括1円」での販売が禁止される見込みです。
筆者が12月11日に西日本地域のビックカメラを訪問したところ、以下の画像のとおり、店頭のポップには現行価格が12月26日までと記載されており、「月末に値上げされる見込み。実質2万円程度になるのではないか」と販売スタッフが言及しました。キャリアの正式コメントではなく、スタッフの方個人のセールストークの可能性もありますが、一部のキャリア版iPhoneが27日に値上げされる可能性が高そうです。
また、12月23日にヤマダデンキを訪問した際にも、同様に27日に規制変更が行われると掲示されていました。27日からの白ロム割引規制を受けて、販売価格がどう変化するのか、要注目です。
現行のiPhone14およびiPhone13のセール情報は下表の通りです。
iPhone14
製品名 | 価格(税込) |
---|---|
ドコモ版iPhone14(128GB) | 1円/月 (1カ月目~23カ月目:1円/月) |
au版iPhone14(128GB) | 2円/月 (1カ月目:3円/月、2カ月~23カ月目:2円/月) |
ソフトバンク版iPhone14(128GB) | 1円/月 (1カ月目~24カ月目:1円/月) |
iPhone13
製品名 | 価格(税込) |
---|---|
ドコモ版iPhone13(128GB) | 1円/月(1カ月目~23カ月目) 【1万円相当ポイント還元】 |
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-570601/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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