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iPhone17/17 Proは新機能多数も、独自開発Wi-Fiチップ間に合わない?

iPhone 2025 Touch ID AH_1200
 
iPhone17 ProシリーズにはAppleが独自開発するWi-Fi+Bluetoothチップが搭載されるとアナリストが予想していることに関し、2025年モデルであるiPhone17シリーズおよびiPhone17 Proシリーズに間に合うとは思えないとの懸念が伝えられています。
 
筆者の予想通り、Appleが独自開発する5Gモデムと同じ状況を呈してきました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone17 ProシリーズにはAppleが独自開発するWi-Fi+Bluetoothチップが搭載されるとアナリストが予想。
2. サプライチェーン関係者は、2025年までの2年間でWi-Fi+Bluetoothチップを独自開発するのは困難と指摘。
3. ユーザーにとって、Broadcom製チップが継続採用されるか独自開発品に切り替わるかは、特にメリットのない話と感じる。

5Gモデム含め、独自開発の難易度はかなり高い

Haitong International Securitiesのアナリストであるジェフ・プー氏が、iPhone17 ProシリーズAppleが独自開発するWi-Fi+Bluetoothチップが搭載されると予想していることに関し、サプライチェーン関係者が「Wi-Fiチップに関する特許をBroadcomは多数有しており、それに抵触せずに開発し製造を開始するのはかなり難しい」との見解を示しているとのことです。
 
この状況は、「Qualcommの特許に抵触せずに独自開発するのは困難、製造の難易度もAppleシリコンよりも高い」と指摘されている5Gモデムと似た状況です。

独自開発品を搭載しても、ユーザーにはメリットなし?

iPhone17シリーズにはリフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイが全モデルに搭載、iPhone17 Pro Maxには4,800万画素望遠カメラが搭載されるなど、多数の新機能の導入が予想されています。
 
その状況で、独自開発するWi-Fi+Bluetoothチップを搭載した場合、初期バージョンで生じやすい想定外のバグなどへの対応も含め、デバイスとしての完成度が低くなることが懸念されます。
 
5GモデムやWi-Fi+BluetoothチップをAppleの独自開発品にすることは、部品単価削減という点でAppleにはメリットが大きいでしょうが、ユーザーにはどちらでも良く、実績があり動作が安定している製品のほうが良いのではと感じます。
 
 
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)

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