現地時間19日に米国で予約注文が開始されたAppleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proですが、度付きとして使用する場合、挿入するZEISSレンズのペアリングを行わなければならないことが明らかになりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 米で予約注文が開始されたAppleの複合現実ヘッドセットVision Pro。
2. 度付きとして使用する場合、挿入するZEISSレンズのペアリングをしなければならない。
3. 認証にはApp Clipコードが使用されることが判明した。
やはりすべてが制御されている?
Apple Vision Proは、販売価格が3,499ドル(約52万円)のハイエンドのApple製品であることもあり、すべてがしっかりとAppleによりコントロールされているようです。
Vision Proはメガネとの併用は想定されていないため、視力に問題があるユーザーは度付き仕様にする必要がありますが、使用されるZEISSレンズには認証プロセスが存在することが判明しました。
Appleは米国の医療機関によって発行された処方箋に基づきVision Pro用ZEISSレンズの購入が可能になるとしていますが、ペアリングを行わなければならないということは、処方箋と紐つけられているのかもしれません。
実際に何が認証されているのかは今のところ不明ですが、米国の医療機関によって正規のプロセスで発行された処方箋がなければZEISSレンズを正しく挿入できないとなると、米国以外からの度付き仕様の購入のハードルはかなり高くなりそうです。
認証にはApp Clipコードを使用
度付きのVision ProのZEISSレンズの認証にはApp Clipコードが使用されることがわかっています。
App Clipは、あるアプリのごく一部の機能を提供するもので、特定のタスクを素早く実行することができます。
Photo:@M1Astra/X
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-573511/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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