高価格でも「満足して使えるいいもの」が人気!寝具に迷ったらこれを選べ!【GoodsPress Award 2023】

【GoodsPress Award 2023】

健康な毎日を過ごすために欠かせないのが、良質な睡眠。ベッドやマットレス、枕や掛け布団などといった寝具を見直すことで、寝苦しさを感じる日々から解放されるはずだ。

*  *  *

寝具店代表の松村さんによれば、格安量販店で手軽に寝具が手に入る今、寝具のトレンドは低価格商品と高価格商品に二極化している傾向があるそうだ。

「コロナ禍を経て睡眠の質を見直す人が増えているなかで、とりあえず安価な寝具を揃えたけれど、やはり上質な寝具を選びたいというニーズが高まっています」

世界的に活躍している大谷翔平選手が使用していることでも話題のマットレス[エアーSX]やリクライニングベッドの「アクティブスリープ」もそれなりに値が張る商品ではあるが、働く世代からの支持を集め、売れ行きは好調だ。掛け布団に関しては、エアコンなどで室温を調整する人が増えているなかで、寝具に求めるものが暖かさから肌触りに変化してきている。

「今、天然繊維が見直されており、特に肌に優しいシルクが寝具の素材として人気を集めています」

それぞれのニーズに合わせて、自分に合った寝具を選んでもらいたい。

睡眠環境・寝具指導士/松村英祐さん
寝具販売店「スリープデパートメント シングシング by ふとんのマツムラ」代表。お客様の相談をとことん聞き、1人1人に最適な寝具を提案している

 

GoodsPress AWARD 2023
ー睡眠ー
<大賞>

■トップアスリートにも愛される最先端のスリープギア!

西川
「[エアー SX]マットレス レギュラータイプ」(17万6000円)

マットレスに必要な要素は、「体圧分散」(フィット感)と「寝姿勢保持」(体をまっすぐ整える)。体にフィットさせながら寝姿勢を保持するのがすごく難しい。そのバランスが秀逸な商品が[エアー SX]です(松村さん)

西川のマットレスの人気シリーズ「エアー」の最上位モデルである[エアー SX]。この商品の特徴は、横向きの寝心地も考えられたクロススリット構造だ。体にフィットする柔軟性と体を支える硬度、寝返りしやすい高弾力性で、自然な寝姿勢をキープできる。

▲4層からなる特殊立体クロススリット構造により、相反する「柔軟性」と「弾力性」の両方を実現。トップ層の凹凸構造により体圧が分散され、フィット感が増した

▲上下に貫通する通気孔が70個、縦横にクロスする通気路が70本あり、湿気や汗の拡散を促す。側地には全面メッシュ生地が採用され、通気性も良い ※シングルサイズの場合

▲従来の敷ふとんに比べて、腰部にかかる体圧(赤い部分)が分散されていることがわかる。横向き寝での体圧分散も実現したのが[エアーSX]の強みだ

 

<オーダーメイド枕賞>

■ピッタリのオーダー枕で枕難民を卒業しよう!

西川
「西川のオーダー枕」(レギュラー素材:3万3000円/プレミアム素材:4万4000円)

量販店で数多くの種類の枕が安く販売されていることもあり、枕難民が増えています。オーダーメイド枕のブームが再燃している今、きちんと枕を選びたい方に人気です(松村さん)

丁寧なカウンセリングをした上で、眠りのプロがピッタリ合う枕選びをサポート。首や後頭部の高さなどに合わせてフィッティングを行い、きめ細かく高さを調整してくれる。

▲眠りのプロ・スリープマスターが首や頭の高さを計測。カラダにあった枕の高さを提案してくれる

 

<リクライニングベッド賞>

■アプリ操作で眠りを“自動運転”してくれる画期的なベッド

パラマウントベッド
「アクティブスリープ ベッド+マットレス」(シングル:53万9000円)

その日の体調などに合わせて入眠角度、マットレスの硬さをアプリを使って調整することができる。ベッドやマットレス選びに悩んだら、これ一台を買えばOKです(松村さん)

つねに平らなベッドで眠るのではなく、眠りやすい・目覚めやすい角度に設定できる。アプリで「自動運転」を設定すれば、その日のコンディションに合わせて最適な寝心地を手に入れられる。

▲入眠を感知すると自動でベッドがゆっくりとフラットに。起床時刻には自動でベッドの背が起き、心地よく目覚められる

 

<新時代のエコ素材賞>

■人にも地球環境にもやさしいエコロジーマットレス

マニフレックス
「サステナブルウィング」(シングル:3万8500円)

寝具業界でも、SDGsは重要。芯材には水で発泡させたエコ素材『エリオセル』を使用しているため、燃やしても有毒ガス排出ゼロ。環境負荷の少ないマットレスです(松村さん)

累計販売数200万個を超え、20年以上にわたって愛される三つ折りシリーズの最新モデル。環境に配慮して梱包資材を徹底的に削減。芯材にもエコ素材を使用。熟睡機能はそのままに、従来モデルよりも大幅に価格を抑えた。

▲三つ折りにして畳むことができ、取っ手付きで持ち運びも楽々。N字の形で自立するため、風通しなどの乾燥のお手入れも簡単だ

 

<掛けふとん賞>

■お肌に優しい上質なシルクで肌馴染みがよく贅沢な寝心地!

ロマンス小杉
「真綿肌掛けふとん/京都丹後手引き」(シングルロング:27万5000円)

シルクは、タンパク質で人間の髪の毛と同じ成分だから、お肌にやさしい。肌掛け布団は薄手なので夏も使えるし、冬は布団の中掛けとして使えます(松村さん)

保温性と放湿性の両面を備えているのが真綿ふとんの特徴。高い保温性により冬は暖かく、汗や熱を吸収し素早く放出してくれるため、夏にはサラッと快適だ。ムレないので梅雨の時期も含めてオールシーズンで使える。

▲手引き真綿(シルク)作りは、江戸時代から続く手仕事。熟練工が一枚一枚丹念に仕上げていく。根気が要り、手間のかかる作業だ

※2023年12月6日発売「GoodsPress」1・2月合併号66-67ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【GoodsPress Award 2023】

<取材・文/貴家蓉子(清談社)>

 

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