「ジャングル モック」を愛する人に教えたい。革靴気分で過ごせる“逸足”を見つけました

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

突然ですが、私、「ジャングル モック」が大好きなんです。一年の中で3分の1以上は確実にコレで過ごしていると思います。

とはいえ、正直、元々はあまりおしゃれな靴だと思っていませんでした。しかし、3年ほど前にとあるスタイリストさんが、少しゆるめのセットアップにサラッとジャングル モックを合わせてまして、それがすごくカッコ良かったんですよね。

革靴でもなく、スニーカーでハズすでもなく、ジャングル モックを合わせるというチョイスに痺れたのを記憶してます。兎にも角にも、自分にとってはかなりの衝撃でしたから、帰りしなにABC-MARTに寄って即購入。今や日々のワードローブに欠かせないモノになりました。

■レザーを纏った革靴ライクな「ジャングル モック」

そんなジャングル モックラバーの私ですが、最近またもや購入してしまったモノがあります。それは、「ジャングル モック レザー(1万6500円)」です。

▲左:「ジャングル モック エボ ウィンター ウォータープルーフ」、右上:「ジャングル モック レザー」、右下:「ジャングル モック 2.0」

今回のモノを合わせて、実に3足目。同じシリーズでも、素材が違ったり、形が違ったりと、幅広いラインナップがあるのも強みですね。ちなみにカラーは全部ブラック。これは、着回しを意識したチョイスですが、カラバリも豊富ですので、次は別の色に挑戦してみようと思います。

アッパーは耐久性のあるフルグレインレザーを使用しています。フルグレインレザーは加工がされていない、革本来の自然な風合いが特徴。なので多少のシワはつきものなんですが、本作に使用されているモノはハリがあってツヤツヤ。上質な革を使っていることが伺えます。

ミッドソールにはクッション性と安定性に優れるEVAフォームを使用。見た目は革靴なんですが、履き心地はいつものジャングルモックと変わりありません。それに加えて、踵部にはメレル独自のエアークッションを搭載。「一度履いたらやみつきなる」といわれるのも納得の履き心地です。

高い安定性とグリップ性を誇るメレル独自のラバーアウトソールは、特に野外シーンで真価を発揮すると思います。私は基本的に街中使用ですが、このままハイキングだって行けるくらいの機能性を備えています。

また、土踏まず部にはナイロンシャンクという芯のようなモノが備わっており、長時間の歩行をサポートしてくれます。

脱ぎ履きがラクにできる秘密は、履き口サイドにストレッチバンドが搭載されていること。足入れするときにグイっと広がるので、手を使わずとも脱ぎ履きできてしまいます。

せっかくなので、手持ちのスラックスと合わせてみると、あのジャングルモックとは思えないほどミニマルにまとまりました。もちろん、チノパンやジーンズとも相性が良いのはいうまでもありません。

指を通して上にクッと持ち上げて足入れをサポートするループが備わってますが、先述の通り、立った状態でスッと足が入るので正直使ったことは一度もありません。が、黒に黒だと寂しいので、着こなしのワンポイントとして重宝しています。

*  *  *

1700万足以上の売上は伊達じゃないというか、やはり売れているには売れているだけの理由があるんだなと思いました。新作や限定のシューズも良いですが、ジャングル モックのような長く愛せるロングセラーモデルに、今一度注目してみても良いかもしれません。

>> MERRELL

<文/若澤 創(&GP)>

 

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