MacBook Pro用有機EL(OLED)ディスプレイの製造を手掛けると噂のSamsung Displayに対し、キヤノントッキが蒸着装置を納入したと韓国メディアが報じています。
キヤノントッキ製の蒸着装置を用いることはAppleが希望しているとも噂されており、報道が事実であれば2027年とも噂されるMacBook Pro用OLEDディスプレイ製造に向けて前進したことになります。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2027年発売と噂のOLEDディスプレイ搭載MacBook Proの製造開始に向けて、製造装置の設置などが始まる。
2. OLEDディスプレイの基板が大型化することで、コスト削減が実現されると期待される。
3. OLEDディスプレイ搭載MacBook Proの販売価格が、現実的なものになるかどうかはOLEDディスプレイパネルの歩留まり率に左右される。
キヤノントッキ製蒸着装置が来月設置予定
来月発表される見通しの新型iPad Pro用OLEDディスプレイは、第6世代のものが用いられる見通しです。
対して、MacBook Pro用のOLEDディスプレイは第8世代になることで基板が大型化され、製造コストの削減が実現されると期待されています。
MacBook Pro用OLEDディスプレイの蒸着装置はキヤノントッキのものを用いることをAppleが希望していることで、Samsung Displayとキヤノントッキとの間で納入価格や納入時期について交渉を重ねていると噂されていましたが、The Elecの報道が事実であれば来月にも搬入と設置が行われることになります。
今後、中国BOEやLG Displayも第8世代OLEDディスプレイの製造開始に向けて投資を行うと予想されています。
第8世代OLEDディスプレイになることで製造コスト削減が実現され、現実的な価格でOLEDディスプレイ搭載MacBook Proが購入できるようになることが期待されます。
Photo:Apple(米国), 画像内テキスト:iPhone Mania
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-575068/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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