Apple、iOS17.3への署名を停止〜ダウングレードは不可に

Appleは、iOS17.3への署名を停止しました。これにより、一度iOS17.3.1へとアップデートしたユーザーは、ダウングレードすることができなくなりました。署名の停止は定期的に行われており、最新OSの使用を促すねらいがあるとされています

iOS17.3.1は2月8日にリリース

Appleは現地時間2月8日にiOS17.3.1、iPadOS17.3.1、watchOS10.3.1、macOS Sonoma 14.3.1をリリースしており、タイプ入力中の不具合に対応しています。
 
対応された不具合とは、「タイプ入力中にテキストが予期せず複製されたり重なって見えることがある問題」とのことです。

iOS17.3への署名を停止

iOS17.3.1のリリースから1週間、AppleはiOS17.3への署名を停止しました。Appleが前回署名を停止したのは昨年末のiOS17.2.1のリリースから約3週間後のことで、Appleが定期的に旧OSバージョンへの署名停止を行っているのがわかります。
 
Appleは最新OSの使用を促進していますが、iOS17のインストール率はまだそこまで高くないことが最近の統計調査により明らかになっています。インストールが伸びない理由として、iOS17.3ベータでのiPhoneの文鎮化など、不具合の多さが指摘されています。
 
 
Photo:MacRumors


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