初心者でも作りやすい!’80年代ロボットアニメの精巧&簡単キット4選【趣味な大人のベストバイギア】

【趣味な大人のベストバイギア】

自らの手で組み立てて徐々に立体化し、完成後は好きな角度からじっくり眺めてウットリする…。そんな醍醐味を手軽に楽しめるのが、これらロボットアニメのキットだ。接着材不要のものがほとんどで、入門用としてピッタリだ。

*  *  *

今、懐かしのロボットたちが各メーカーの最新モデルとして続々とプラモデル化されていることをご存じだろうか?

「ロボットのプラモデルと言えばガンプラが人気ですが、最近は80~90年代のロボットアニメや、元祖スーパーロボットのマジンガーZなども令和の最新キットとなっています。放送当時もキット化されていましたが、最新モデルでは可動、フォルム、作りやすさと、そのすべてにおいて進化していて、プラモデルから離れていた人ほど、その完成度に驚かされるでしょう」

そう話すのは、ライターの桑木貴章さん。特に最近では金型技術の向上、デジタル設計の導入、新素材の採用などもあり、劇中イメージどおりのロボットを組み立てられるようになった。

「それこそ、ひと昔前のプラモデルと言えば、塗装や改造といった作り手の技術が、完成度を大きく左右していました。しかし、今や説明書どおりに作ればハイクオリティなロボットが完成させられる。まさにユーザーフレンドリーな仕様が当たり前になっています。かつてハードルの高かったプラモデル制作ですが、誰もが楽しめるライトホビーになりつつあります。ぜひ最新のキットで、その技術進化と完成度を体験してもらいたいですね」(桑木さん)

模型ライター/桑木貴章さん
模型メディアやロボットアニメ関連誌などを中心に活動。機動戦士ガンダムシリーズやガンプラの書籍編集にも携わった

 

1. ローラーダッシュの姿勢、降着状態の再現度がハンパない

BANDAI SPIRITS
「HG スコープドッグ」(2750円)

最新プラモデルにおける技術力の凄みを体感できるキット。わずか約100パーツで各部の可動はもちろん、劇中さながらの降着姿勢や腕の伸縮を楽しめるようになっている。ひとつのパーツで装甲裏面の造形まで表現された金型技術も必見!(桑木さん)

©サンライズ

TVアニメ『装甲騎兵ボトムズ』(1983年放送)に登場する二足歩行型の主力人型兵器を全高約12cmで模型化。広い可動域と脚部各所の関節機構によって整地を高速走行可能なローラーダッシュの姿勢を取らせるのも思いのまま。頭部のターレットレンズは可動式。

▲脚部を後方に折りたたむと、搭乗者が簡単に乗り降りするための降着姿勢が取れる

▲武器につける弾倉のほか、腕部、腰部、脚部の各装甲も表裏に造形が施されている

 

2. コミックス版ダグラムの武骨な姿に思わずウットリ

発売済みの“マックスファクトリー製ダグラムの流用 ”ではなく、まさかの新規開発キットなのが驚き! プロポーションやディテールが一新され、ポリキャップレス化されたのもポイント。コミック版ならではのダグラムを楽しめる(桑木さん)

マックスファクトリー
「COMBAT ARMORS MAX27 1/72 ダグラム Ver.GT」(3278円)

©太田垣康男/小学館 ©サンライズ

マックスファクトリー
「COMBAT ARMORS MAX27 1/35 ダグラム Ver. GT DXコンプリート版 」(2万1780円)

©太田垣康男/小学館 ©サンライズ

TVアニメ『太陽の牙ダグラム』(1981年放送)を題材とするコミックス「Get Truth 太陽の牙ダグラム」(太田垣康男作)の主役メカが模型で続々と登場。1/72に続き、1/35も5月に発売予定で、ノーマル版はリニアガンと油圧式カッターアーム、DXコンプリート版は豊富な武装とフィギュアが付く。

▲背中には動力パイプの造形などが精巧に再現されたターボザックを備える。両サイドにはリニアカノンやミサイルポッドを取り付ける設計で、砲撃状態のディスプレイも可能だ

 

3. “重武装”のザブングルが迫力の大スケールで甦る

ハセガワ
「1/72『戦闘メカ ザブングル』ザブングル 重武装バージョン」(8800円)

各メーカーより幾度となくプラモ化されているザブングルだが、全高約26cmの大型キットはハセガワ製ならでは! スケールが大きい分、タイヤに見られるトレッドパターンは三層構造で精密に再現できるようになっている(桑木さん)

©創通・サンライズ 協力:GA Graphic

TVアニメ『戦闘メカ ザブングル』(1982年放送)の第14話に登場する主役メカの重武装をプラモデル化。パーツに使われている成型色は全10色で、組み立てただけでも細かく色分けされる完成状態は必見! 背部の主翼は折れた状態と、通常状態の選択式(写真は塗装して仕上げた状態)。

▲重武装バージョンとして、右肩に3連バズーカ、左肩に9連ミサイルポッド、腕部に4連ハンドキャノンを装着可能。両肩の武装は軸を支点に動き、好きな角度にセットできる

 

4. エフェクト&武器パーツで攻撃姿勢の再現が思いのまま

青島文化教材社
「1/450 伝説巨神イデオン」(1万780円)

放送当時も青島文化教材社よりキット化されていたイデオンが、40年の時を超えて最新キットに。往年のファンにとっては感動的なキット。エフェクトパーツでイデオンソードやミサイル発射を再現できるのも嬉しいポイント(桑木さん)

©サンライズ

TVアニメ『伝説巨神イデオン』(1980年放送)の主役メカのプラモデル。全高約24cmとなるビッグスケールで、完成時の迫力は満点。ハンドパーツや3種類のバイザーパーツに加え、同スケールの白兵戦用機動メカ「ジョング」1機が付属するのもファン垂涎!

▲両手で保持して運用する、イデオンの印象的な巨大兵器・波導ガンを構えさせられるほか、TVアニメの第14話などで見せたミサイル一斉発射の状態をエフェクトパーツで楽しめる

 

■遊ぶ飾るを満喫するなら『ガンダムビルドメタバース』の最新ガンプラがオススメ

ガンプラを題材としたアニメ「ガンダムビルドシリーズ」10周年記念作品となる『ガンダムビルドメタバース』のキットも人気だ。同作に登場するガンプラは、歴代ガンダムをベースとしたカスタムモデルだけに、どこか見覚えがあるはず。もちろん最新キットとしての新技術も盛り込まれており、ポージングもディスプレイも満喫できる。

▼ENTRY GRADEのRX-78-2 ガンダムがベース

BANDAI SPIRITS
「ENTRY GRADE 1/144 ラーガンダム」(1100円)

©創通・サンライズ

『ガンダムビルドメタバース』の主役機キット。パーツ数が少なくて組み立てが簡単! 色分けされたパーツにより、シールを貼らなくても完成品の見映えは上々だ。可動域も広く、ビームラーナギナタを構えるポーズもバッチリ決まる。

▼ゴッドガンダムのような近接戦闘のポーズが凛々しい

BANDAI SPIRITS
「HG 1/144 神バーニングガンダム」(2640円)

©創通・サンライズ

マスターガンダムをモチーフとしたマントエフェクトをはじめ、幅広いディスプレイを楽しめる多彩なエフェクトは偏光樹脂製。見る角度によってグラデーションのように変化する色合いを楽しめる。太刀などの武器パーツも豊富だ。

▼別売りのブースターなどで幅広いカスタムを楽しめる

BANDAI SPIRITS
「ENTRY GRADE 1/144 ビルドストライク エクシードギャラクシー」(1210円)

©創通・サンライズ

ストライクガンダムを想起させる機体の背中には、支援機のギャラクシーファイター(付属品)だけでなく「HG ユニバースブースター プラフスキーパワーゲート」(別売り)なども装着でき、迫力あるディスプレイも可能だ。

▼さまざまに展開可能なドライヴユニットが秀逸

BANDAI SPIRITS
「HG 1/144 ガンダム ダブルオーダイバーアーク」(2750円)

©創通・サンライズ

ダブルオーガンダムをベースとする機体のキット。緑色のクリアパーツは発光しているように見える集光樹脂製。ドライヴユニットを前面に展開すれば、広範囲の防御を可能にするバーストシールドモードの形態も再現できる。

※2024年2月6日発売「GoodsPress」3月号54-55ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【趣味な大人のベストバイギア】

<取材・文/桑木貴章、ナゴヤリュータ>

 

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