早ければ来週発表される可能性がある新型iPad Proについて、搭載される有機EL(OLED)ディスプレイのサプライヤー、製造枚数、卸価格が明らかになりました。
新型iPad Pro用OLEDディスプレイの2024年の製造枚数は、13インチモデル向けが11インチモデル向けよりもおよそ10%多くなる見通しです。また、OLEDディスプレイの卸価格は以前の情報よりも高くなる可能性があり、販売価格の大幅値上げが懸念されます。
新型iPad Proは、新型iPad Airとともに早ければ来週月曜日深夜に発表される可能性があります。
新型iPad Pro用OLEDディスプレイのサプライヤー
新型iPad Pro用OLEDディスプレイのサプライヤーは、これまでの噂通り、13インチモデル向けがLG Display、11インチモデル向けがSamsung Displayになる模様です。
なお、モデル名とディスプレイサイズは異なり、新型iPad Proの大型モデルの呼称は13インチで搭載されるOLEDディスプレイのサイズは12.9インチ、新型iPad Proの小型モデルの呼称は11インチで搭載されるOLEDディスプレイのサイズは11.1インチになると予想されています。
OLEDディスプレイの製造枚数と卸価格
最新情報では、新型iPad Pro用OLEDディスプレイの卸価格は、11インチモデル向けが290ドル(約43,500円)、13インチモデル向けが390ドル(約58,500円)になる見通しで、以前よりも予想価格が高くなっています。
高額な卸価格から、現行モデルが搭載するミニLEDディスプレイと比べて販売価格が値上げされるのは間違いないでしょう。筆者は、11インチモデルが税込148,800円〜か税込239,800円〜、13インチモデルが196,800円〜か287,800円〜と試算しています。
新型iPad Pro用OLEDディスプレイの2024年内の製造枚数は、11インチモデル向けが400万枚なのに対し、13インチモデル向けが450万枚とおよそ10%多くなります。
Appleは、13インチモデルの受注が11インチモデルよりも多いと考えているのかもしれません。
早ければ3月11日夜に発表か
Appleは日本時間で2024年3月4日夜に、新型MacBook Airを発表しました。
Appleは来週、Apple Storeの大幅な模様替えを行うと噂されていますので、それは新型iPad Proと新型iPad Airの発表に伴うものかもしれません。
その場合、新型iPad Proは早ければ3月11日の夜(午後11時頃)に発表される可能性があります。
現時点で、Appleオンラインストアの在庫状況に変化なし
ただし、新型MacBook Air発表前にはAppleオンラインストアのお届け予定日が大幅に遅くなっていたのと異なり、iPad ProとiPad Airは最短で翌日配送となっており遅れが生じていません。
そうした状況を鑑みると、発表は1週間〜2週間程度先になのかもしれません。引き続き、Appleオンラインストアのお届け予定日の変化を確認し、報告します。
Photo:Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/news-576984/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
Amazonベストセラー
Now loading...