Apple、香港でvisionOSのインターフェースに関する複数の意匠権を取得

Appleは現地時間15日、香港特許商標庁からvisionOSのインターフェースに関する5つの新たな意匠権を取得しました。これらすべて意匠は、ロカルノ分類14-04「スクリーンディスプレイとアイコン」の下出願されています。

ウィンドウのふるまいなどの意匠権を取得

Appleの空間コンピューティングデバイスVision Proのユーザー体験において、そのOSであるvisionOSは中核となる役割を果たします。

Appleが今回取得した意匠権は、そのどれもがvisionOSのインターフェースに関するもので、ウィンドウのふるまいなどが示されています。

通常の特許とは異なり、意匠権では発明の詳細は記されていないため、公開されている画像から機能を推察することしかできません。

Vision Proは日本での発売可能性は高い

Vision Proのバーチャルキーボードのサポート状況から、新たに12言語が追加される可能性が指摘されており、その中に日本語も入っています。そのため、Vision Proが日本でも発売となる可能性が高くなりました。

日本での展開はおそらく2025年になってからと予想されており、今年の国際展開は英国とカナダに限定されるとみられています。

中国では名称が変わる可能性

Vision Proは中国でも発売される見通しですが、「Vision Pro」の商標がすでにHuaweiによって取得されてしまっているため、中国国内のみ別の名称でデバイスが発売となるかもしれません。

名称候補として、「Reality Pro」「Spatial Pro」などが挙げられていますが、最終的にどのような名前に落ち着くのか注目を集めています。

Photo: Trusted Reviews


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