ペダリング出力や心拍数を管理。スペシャライズドのハイエンドe-MTB「Levo SL Alloy」登場

春山でのトレイルライドやダウンヒルを楽しみたいけど、体力がちょっと心配という人にオススメしたいのが電動アシストを備えたe-MTB。キツい登りをアシストパワーに助けてもらえば体力が温存でき、存分に野山を駆け巡ることができます。

スペシャライズドから、そんな春山ライドにピッタリなe-MTB、新型「Turbo Levo SL Comp Alloy(ターボ・リーヴォ・エスエル・コンプ・アロイ)」(79万2000円)が登場! 操作性が高いフレーム設計、力強いモーターアシスト、充実したオペレーションシステムが、快適な走りをサポートしてくれます。

今回紹介する新型「Turbo Levo SL Comp Alloy」は、昨年の5月に登場した「Levo SL Gen2(第二世代)」のアルミモデル。アシストにはカーボンモデルと同じ“SL1.2モーター”を搭載し、アルミ合金のフレームでも操作性のよいハンドリングや力強いアシストを実現。重量は若干増していますが、その分価格は抑えられています。

フレームはトレイルに特化した、タフな走りにも耐えうる設計を採用。バイクの真ん中に乗りやすいコックピットによって、ペダリングやハンドリングなどの操作性が向上しています。

また、調節の自由度が高いのも特徴で、カーボンモデルにも採用されていた角度調節式のヘッドセットでは、ヘッドアングルを63~65.5度まで選ぶことができます。リアショックに組み込まれたフリップチップで、ボトムブラケット(BB)ハイトを変えることも可能です。

ホイールは、斜面でも安定感があり、小回りが利く、フロント29インチ、リア27.5インチのマレット仕様となっていますが、フリップチップを調整するだけでリアを29インチに変更することも。細かな調整をすることで、ロックセクションやストレートな坂道など、路面や勾配に合わせた快適なライドポジションを叶えてくれます。

超静音な独自開発のSL1.2モーターは、前モデル(SL1.1)よりもトルクが43%、パワーが33%アップ。ハンドリングなどの操作に違和感を覚えない、自然で力強いアシストが持ち味です。

そして、効率のよいアシストモーターと独自の省エネ機能によって、ロングライドを実現しているのも見逃せないポイント。320Whの内蔵バッテリーのみの場合は最長5時間、ボトルケージに取り付ける160Whのレンジエクステンダーバッテリー(別売り)を併用した場合は最長7.5時間のアシスト走行が可能となっています。

ライダーをサポートしてくれる“TURBOオペレーティングシステム”では、防犯機能のシステムロック、アシストレベルを調整するMicroTune機能、航続距離や運動強度を管理するスマートコントロールなどの機能を使用可能。面白いのがジャンプ解析機能の“Jump Stats”で、ジャンプした回数や飛距離、滞空時間などをあとで確認でき、自分の走りをより詳しく知ることができます。

快適な乗り心地と力強いアシストを備えた、スペシャライズドのハイエンドe-MTB。アルミモデルはカーボンモデルよりもグッと価格が抑えられているので、予算であきらめていた人は要チェック!

>> スペシャライズド「Turbo Levo SL Comp Alloy」

<文/&GP>

 

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