Appleは現地時間5月2日に、2024会計年度第1四半期(2024年1月〜3月)の業績を発表します。発売されたばかりのApple Vision ProやM3搭載MacBook Airの業績への貢献度はどの程度でしょうか?また、米司法省による提訴や欧州のデジタル市場法(DMA)による影響、自動運転車の開発終了などについて、アナリストらから質問が飛ぶと考えられます。
日本時間5月3日朝、2024年1月〜3月の業績を発表
Appleは現地時間5月2日(日本時間5月3日午前6時)に、2024会計年度第2四半期の業績を発表すると予告しました。
業績発表では、ティム・クック最高経営責任者(CEO)とルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)が説明し、アナリストらの質問に応答します。
業績発表の音声はAppleの投資家向けWebページでリアルタイム配信され、誰でも聴くことができます。
Apple Vision Pro、M3搭載MacBook Airの効果は?
2024年1月〜3月の期間、Appleは2つの主要新製品を発売しています。
2月に発売されたApple Vision Proは、価格の高さも含めて大きな注目を集めました。しかし、製造能力の制約もあって販売がアメリカに限定されていることから、業績を大きく押し上げる効果は小さいだろうと米メディアAppleInsiderは予測しています。
3月に発売されたM3搭載MacBook Airは、Macシリーズの売れ筋モデルですが、同4半期の終盤に発売されていることから、業績を押し上げる効果は限定的とみられます。
アナリストたちからは、Appleの株価を引き下げる原因となった、米司法省による提訴や、欧州のデジタル市場法(DMA)による規制による業績への見通しについて、質問が飛ぶものと考えられます。
Apple Car開発終了、家庭用ロボットも話題に?
Appleは業績発表の場で、未発表の新製品について言及することはありません。そのため、2月にティム・クックCEOが人工知能(AI)を活用した新製品(あるいはサービス)を2024年中に投入するを予告したことは異例中の異例として大きな注目を集めました。
最近のAppleは、約10年間続いた自動運転車開発の終了や、家庭用ロボット開発計画が報じられています。アナリストたちから、次の収益の柱について質問があっても、クックCEOは未発表製品についての言及は避けるとみられます。
Source: Apple, AppleInsider
- Original:https://iphone-mania.jp/news-578474/
- Source:iPhone Mania
- Author:hato
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