Apple、Apple Watchのゴーストタッチ問題の解決策を提示

Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2において、ユーザーが操作していないにも関わらず意図しない反応が生じる「ゴーストタッチ」現象が、Apple Watch Series 7Series 8Ultraでも起きていることが、Appleが同社の正規サービスプロバイダに共有したメモにより明らかとなりました。

Appleは正規サービスプロバイダに対して、この問題が起きているApple Watchを交換するのではなく、同デバイスを強制的に再起動させ、watchOSが最新バージョンであるか確認するよう指示を出しているということです。Apple Watchを強制的に再起動させるには、Apple WatchのサイドボタンとDigital Crownを同時に10秒間押すことで可能になります。

ゴーストタッチ問題はwatchOS10.4で修正

Appleは2月、一部のApple Watchで発生しているタッチ関連の問題の調査を開始しましたが、このバグは当初、Apple Watch Series 9とUltra 2でのみ見られたものでした。問題が発生しているApple Watchでは、ユーザーの操作なしに画面が「不規則にジャンプ」したり、予期せぬ動作を見せる可能性がありました。

ゴーストタッチ問題はwatchOS10.4で修正されたため、恐らくこのバージョンでは、影響を受けている全てのモデルの問題に対処していると考えられます。修正されていない場合、Appleが共有したメモの内容から、近い将来、さらなる修正が提供されると予想されます。

タッチ関連の不具合が起きる原因について

筆者はiPhone15 Proを使用していますが、画面をタッチしても反応しなかったり、逆にApple Musicで音楽を再生する際に曲が勝手にスキップされるなど、何度かタッチ関連の問題を経験しています。

これらタッチ関連の問題が発生している場合、デバイスのシステムに不具合が生じていたり、画面が破損していて修理が必要になることもありますが、画面が汚い、保護シートを使っている、USB-Cなどのアクセサリが接続されていることが原因である可能性もあるということです。

Appleは画面が正常に機能しない場合、デバイスの再起動、画面を綺麗にする、保護シートを外す、アクセサリを外してみるなどの対策を推奨しています。


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