簡単収納フォールディングチェアでリラックスタイムを過ごしてみない?

コロナ禍を経て、自宅に人を招く機会も少しずつ増えてきました。来客が多い家庭ならぜひ用意しておきたいのが収納しやすい折りたたみチェアですが、あまりに簡素なものでは耐久性も心許ないし味気ない、かといって大きくかさばるモノは使わない時の保管スペースに困ります。

品質にもデザインにも収納性にも妥協したくないなら、zill DESIGNから発売のフォールディングチェア「バベルチェア」(2万6800円)に注目してみてはいかがでしょう。1930年代の名品からインスピレーションを得て作られたグッドルッキンかつユニークな収納ギミックを備えた折りたたみチェア、使われている素材にもこだわりが光ります。

ご覧の通り、4本の脚とファブリック製の座面&背もたれで構成されている「バベルチェア」。

本体サイズは幅615×奥行き615×高さ860mmで、脚部分にはアルミ押し出し材を採用、座面と背もたれには丈夫な帆布素材、肘掛け部分はナイロンテープが使われています。

全体のフォルムはデンマークのデザイナー、モーエンス・コッホが1932年にデザインした有名なフォールディングチェアから着想を得ていますが、折りたたみのギミックはフラットに折り込むのではなく、4本の脚を中央に向かってギュッと押し集める方法を採用しています。

脚を中央に寄せて小さく収納する方法自体はアウトドアチェアなどでは珍しくないけれど、この「バベルチェア」が面白いのは、折り込んだときに4本の脚がそのまま外殻の役割を果たすこと!

座面・背もたれ・筋交いは全て脚の内側に折り込まれて収納されるので、別途カバーなどを使うことなく、これひとつで美しく収納・保管することが可能。

収納した状態のサイズは125×125×710mm、凹凸なくすっきりとした状態に折りたためるから保管しやすく、車に積んでアウトドアに持ち出すときもスマートです。

またもうひとつ特筆すべきポイントとして、国産素材へのこだわりが挙げられます。座り心地や耐久性を左右する座面と背もたれには、帆布の国内三大産地に数えられる滋賀県高島市で織りあげられた富士金梅の8号帆布を使い、新潟県内の工場で縫製。

ほかにも、脚のアルミ押し出し材は岐阜にて加工・表面処理、筋交いパイプとプラスチック部品は愛知、締結部品のリベットは大阪と、各パーツの調達から製造まで全て国内で行うことで、クオリティの高さを担保しています。

耐久性や強度に関してはオフィス家具の目安とされるJIS試験のレベル3をクリア、屋内外を問わずさまざまなシーンで活用できるのも頼もしい。

また、肘掛けと座面四隅のベルトの長さを調整することで座面の高さを2段階で変更できるので、ダイニングでディナーを楽しむ時は座面を高くしたハイスタイル、ベランダでのんびり過ごすリラックスタイムはロースタイルなど、シーンに応じて使い分けるられるのも便利です。

ただし堅牢性への徹底したこだわりゆえに重さの方は1脚4.5kg、一般的な折りたたみチェアと比べると重量感はありますので、あらかじめご留意の程を。

>> zill DESIGN

<文/&GP>

 

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