オーディオテクニカの60周年限定ヘッドホンに待望の有線タイプが登場するぞ!

まるで伝統工芸品のように仕上げられた木のハウジングを採用し、その美しい見た目でドイツの「iFデザインアワード2023(プロダクト部門)」を受賞した、オーディオテクニカ60周年記念モデルのワイヤレスヘッドホン「ATH-WB2022」に有線モデルが登場!

4月26日から発売されるウッドポータブルヘッドホン「ATH-WB LTD」(28万6000円)は、ワイヤレスモデルで絶賛された美しい杢目(もくめ)のハウジングを受け継ぎつつも、新たなパーツを採用するなどリデザイン。さらに、音質もアナログ(有線)接続を最適化するために専用のチューニングが施されています。

特徴的なウッドハウジングには3つの木材を採用。高級な弦楽器にも用いられる、希少価値の高い無垢のフレイムメイプル材、ウォルナット材、マホガニー材が3層構造で組み合わされていて、すぐれた音響特性と制振性能を持つなど、音質面でも重要な役割を担っています。クリアな音場と伸びのある音色が特徴です。

ちなみに、このハウジングの加工や塗装の工程は、日本を代表するギターメーカーのフジケンが担当。下の層のウォルナット材とマホガニー材が、歪みのない真円になって浮かび上がる模様には、職人の技が光ります。

その他のパーツにも、見た目の美しさと音質へのこだわりが込められており、専用設計のアルミニウム削り出しフレームにより、不要共振が抑えられたクリアな音質を実現。

立体縫製のイヤパッドは音質に考慮した最適な厚みで作られていて、高い気密性を保ちながら心地よくフィット。なお、イヤパッドとヘッドバンドにはしなやかで肌触りのよいシープスキン(羊革)が使われています。

ドライバーユニットは60周年記念モデル「ATH-WB2022」で初搭載された、φ45mm HDドライバーがベースに。ドライバーの駆動力を引き出す純鉄一体型ヨークを採用した高性能磁気回路、低域の解像度を損なわずに高域の再現性を向上させるDLCコーティングが施された振動板、音声信号を正確に伝える高純度の7N-OFCボイスコイルなどを備えており、アナログ(有線)接続向けに専用のチューニングが施されています。

ケーブルは着脱式になっていて、両出しのバランスケーブルに対応。コネクターにはA2DCを採用し、左右の音をそれぞれ際立たせる1.2mバランスケーブル(φ4.4mm 5極プラグ)と1.2mケーブル(φ3.5mmステレオミニプラグ)が最初から付属。φ6.3mm変換アダプターも付いてきます。

デザインも音質も最上級な世界限定300台の特別プロダクト。ひとつとして同じ杢目がない、自分だけのウッドヘッドホンで至福のひとときを。

>> オーディオテクニカ

<文/&GP>

 

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