【趣味の傑作ギア買い物リスト】
機能性に特化したアウトドアウェアは、タウンユースも意識して選ぶことによって日々の活躍が約束される。トップス、スニーカーetc. 各カテゴリーのオススメをご覧あれ! 今回はスニーカーだ。
▼SNEAKERは都会的で汎用性の高いブラックが最適解
アウトドア=派手色やアースカラーという認識はもう古い。街使いするなら、タフさと汎用性を兼ね備えたオールブラックが間違いない。
ファッションアナリスト/山田耕史さん
ファッションメディアへの寄稿と“ファッションは生活であり、文化である”をテーマに執筆する自身のブログを中心に活動。休日は家族とともに趣味のキャンプを楽しんだりも
■より軽く安定した走りを実現させた最新型高機能トレラン
ニューバランス
「Fresh Foam X Hierro v8」(1万7050円)
安心信頼のビブラムソールを搭載しているだけで、 ついつい食指が動いてしまいます。アッパーとソールの意匠がクールな雰囲気を放ち、モノトーンスタイルに合わせたい一足(山田さん)
長距離トレイル用モデル「フレッシュフォーム ヒエロ」の最新版。生物由来の成分を混ぜ込んだ「フレッシュフォームXミッドソール」に厚みを加えてクッション性を向上。不整地の斜面でも抜群の走破性と安定性を発揮する。
▲アウトソールには、パフォーマンス性能はそのままに、自然由来の原料を約90%使用したビブラム社の「エコステップ ナチュラル」を使用
■多様な場面で適応性を発揮する人気シリーズの12作目
アシックス
「GEL-Trabuco 12 GTX」(1万8700円)
僕自身も履き心地に絶大な信頼を置いているのが、アシックスのトレランシューズ。アッパーにゴアテックスメンブレンが搭載されているため、レインシューズとしても有用です(山田さん)
ゴアテックスを搭載した人気トレランシリーズの12作目。中足部の接地面積を広げることで多様な路面や地形、シーンや距離において優れた適応性を発揮。テクスチャの異なる素材を組み合わせて、黒一色でも立体的な表情に。
▲アッパーのインサイドにはGORE-TEXのロゴが鎮座。「アシックスグリップ」採用のアウトソールが不整地において優れた踏破性を提供する
■スッと履いてサッと出掛けられてコンフォータブル
キーン
「ハウザー Ⅱ」(1万1000円)
着脱が楽チンで、キャンプサイトでも重宝するのがスリッポンタイプのスニーカー。こちらはミニマルなデザインが特徴。クセがないのでデザイナーズブランドのウエアとも好相性(山田さん)
サンダルのような履き心地と、足をソフトに包み込むマイクロフリースライニングで快適に過ごせるハイブリッド・コンフォートシューズ。その履き心地の秘密は、足裏の形状に合わせて立体成型されたフットベッドにあり。
▲アウトソールは、踏み跡を残さず、耐摩耗性とグリップ性に優れたノンマーキングラバーアウトソール。自然環境にも考慮されている
■タクティカルの“タフさ”とトレランの“柔軟さ”を両立
メレル
「NOVA 3 TACTICAL」(2万900円)
最近注目しているブランド、メレル。特に気になっているのが、男心をくすぐるタクティカル仕様のトレランモデル。アッパーからアウトソールまで黒で統一した潔さも魅力です(山田さん)
名作トレランシリーズ「ノバ」の第3世代モデルを、軍、警察などでの使用を想定した仕様にアップデート。バンパー(前足部)を補強し、耐久性に優れたバリスティックメッシュでアッパーを構築した男心をくすぐる逸足だ。
▲アウトソールに「ビブラム TC5+」を敷設。「フロートプロ ポッド」も相まって過酷な環境下でも安定したパフォーマンスが期待できる
■ゴアテックス搭載の全天候型トレイルシューズが日本再上陸
ミズノ
「ウエーブダイチ8 WIDE」(1万9800円)
世界的には人気でも、国内ではまだまだ履いている人は少ない穴場ブランドといえばミズノ。ビブラム社のメガグリップソールなど、モノ好きの琴線に触れる要素が満載です(山田さん)
「ゴアテックス インビジブル フィット」を搭載した全天候型モデルが日本再上陸。柔らかく反発性に優れた「ミズノエナジー」のほか、カカト部に波形構造の「ミズノウェーブ」も搭載し、クッション性と安定性を高次元で両立。
▲熱圧着でステッチを可能な限り減らしたシームレス仕様のアッパーは、山の稜線をイメージしたグラフィックが編みで表現されている
■機能的素材を用いながらも、あえてシンプルにデザイン
ザ・ノース・フェイス
「ベロシティ ニット II ゴアテックス インビジブル フィット」(2万3980円)
ストレッチの利いたニットアッパー、なのにゴアテックス搭載。しかもスリッポンなのにビブラムソールという意外性のある1足。街とアウトドアでシームレスに使えそうです(山田さん)
防水透湿性と快適なフィット感を追求した「ゴアテックス インビジブル フィット」を採用し、撥水加工が施されたリサイクルストレッチニットでアッパーを構成。シンプルなデザインと機能素材が織りなす対比も印象深い。
▲ボトムユニットには、反発力とクッション性が高いエクストラフォームを組み合わせた2層圧縮成型ミッドソールが採用されている
■活躍の場をさらに広げるウータープルーフ仕様
トポアスレチック
「TERRAVENTURE 4 WP」(2万7500円)
前足部の幅が広い独特なシルエットを特徴とするトポ。デザインはミニマルですが、スタイリッシュになり過ぎず、昨今の主流となっているリラックスしたサイジングの着こなしとも好相性(山田さん)
軽量ながら耐久性が高く、多用途で活躍する「テラベンチャー」シリーズに、待望の防水モデルが登場。水の侵入を防ぐ「イーベント」ブーティ構造のアッパーと適度なクッション性を持たせたミッドソールのマッチングも良好。
▲アウトソールも当然のトレラン規格。ビブラム社のメガグリップアウトソールは、ぬかるんだ路面でも優れたグリップ力が期待できる
■テッキーなルックスに機能性を極めた漆黒のトレラン機種
プーマ
「シーズンズ エクスプロア ニトロ ゴアテックス」(1万7600円)
近年、ランニングシューズを中心に面白いアイテムが増えてきているプーマ。このトレランシューズもまた、かなり攻めたデザインですが、黒一色なので意外に合わせやすいかと(山田さん)
自然の中で、様々な環境に対応しながらアクティビティを楽しむために創設された、初のアウトドアコレクション「シーズンズ」より、機能性を極めたトレランモデル。平坦な砂利道から険しい岩場までタフに対応する本格派。
▲軽量で反発性とクッション性に富んだ「ニトロフォーム」と硬クッションで安定性の高い「プロフォームライト」をミッドソールに搭載
■見た目はブーツ、履き心地はスニーカーのハイブリッド
コロンビア
「ホーソンレイン サイドゴア オムニテック」(1万4300円)
シンプルなデザインで合わせる服を選ばないサイドゴアスニーカーも、1足は持っておきたいところ。 防水透湿素材&防滑仕様のソールを備えており、レインシューズとしても完璧(山田さん)
オンとオフの両シーンで活躍する人気シリーズに、史上最高の履き心地を実現したサイドゴアタイプが仲間入り。コロンビア独自の防水透湿機能「オムニテック」が雨の侵入を防ぎつつムレも逃し、足元を快適に保ってくれる。
▲これまでにないラバー面積で高い防滑性を実現したアウトソール。どんな天気の日でも、汚れや濡れを気にせずカジュアルに楽しめる
※2024年4月6日発売「GoodsPress」5月号40-41ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/TOMMY>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/597629/
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