クックCEOが生成AIについて再度言及!業績発表での一幕

Appleは現地時間5月2日、2024年度第2四半期(2024年1月〜3月)の業績を発表しましたが、その中でティム・クック最高経営責任者(CEO)が生成AIについて再びコメントしたと話題になっています。

生成AIにおけるAppleの強みとは?

クックCEOいわく、Apple生成AIの分野において重要な投資を行っており、近いうちに非常にエキサイティングなものをお客様と共有できることを楽しみにしているとのことです。

Appleの強みは、ハードウェア、ソフトウェア、サービスのシームレスな統合であり、これを生成AI展開で活かしていくとみられています。

他にも、業界をリードするニューラルエンジン搭載のAppleシリコンや、プライバシーへのこだわりなどが差別化要素になるとしています。

AI機能はWWDCで発表見込み

Appleは毎年6月に世界開発者会議(WWDC)を開催し、主にソフトウェアに関する発表を行いますが、WWDC 2024ではAI機能およびサービスが発表されることがすでにほのめかされています。

一説によれば、Appleは「日常生活で役立つAI」というものに焦点を当てているとのことです。

プライバシーを考慮し、AI処理はクラウド上ではなくオンデバイスで行うというのがAppleの方針と伝えられています。

Appleの業績はまずまず?

ところで気になるAppleの2024年度第2四半期(2024年1月〜3月)の業績ですが、総売上高は前年同期比4%の減少したものの、市場予想を大きく上回る結果となったと報じられています。

iPhoneの売上高は、対前年同期比で10.5%減少したことがわかっています。

中国での売上不振など、Appleにとって様々な課題はありそうですが、とりあえずまずまずの業績だったようです。

Source: MacRumors

Photo: Apple


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