折りたたみMacBookはM5搭載、2種類のディスプレイサイズで2025年量産開始?

Appleは、M5を搭載する折りたたみMacBookを開発しており、早いものは2025年第4四半期(10月〜12月)に量産が開始されるとの予想を、アナリストのミンチー・クオ氏が伝えています。

順調に開発が進めば発売時期は2026年上半期(1月〜6月)と予想され、有機ELディスプレイ搭載iPad miniなども含めAppleの製品が同年に大幅刷新されることになります。

折りたたみMacBookの仕様は?

クオ氏の予想によれば、折りたたみMacBookの仕様と量産開始時期は下記の通りです。

  • 搭載されるチップは、M5
  • 展開時のディスプレイサイズは、20.25インチと19.8インチ
  • 折りたたんだ際の本体の大きさは、それぞれ14〜15インチラップトップおよび13〜14インチラップトップに相当
  • 20.25インチモデルの量産開始目標時期は2025年第4四半期(10月〜12月)
  • 28.8インチモデルの量産開始目標時期は2026年第1四半期(1月〜3月)
  • 展開時のディスプレイの折り目をなくすことに注力して開発中
  • 折り目をなくすために、ディスプレイパネルとヒンジのコストが高額になる
  • 現時点での見積額は、ディスプレイパネルが600〜650ドル、ヒンジが200〜250ドル

ディスプレイ開発をLG Displayが担当

なお、ディスプレイの開発はLG Displayが独占パートナーとして担当している模様です。

LG Displayは大きなサイズの有機ELディスプレイの開発に強みがあり、iPad Pro(M4)では11インチと13インチのいずれの製造も担当しています。

iPad mini/Air用の有機ELディスプレイはSamsung Displayが担当?

一方、Samsung Displayの得意分野は10インチ以下のものとみられており、2026年モデルのiPad mini用有機ELディスプレイの試作を開始したとの噂があります。

Source:郭明錤(Ming-Chi Kuo)/medium

Photo:Apple Snob(@AppleSnob_)/X


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