Google Playの代替ストアとしてAndroidで人気の「Aptoide」が、iOSにサードパーティーアプリストアとして登場します。欧州連合(EU)ではデジタル市場法(DMA)の施行により、iOSでも代替アプリストアの掲載が可能となったためです。
アプリはフィードバックを見ながらゆっくりと展開予定
「Aptoide」は現地時間6日、コードを持つ招待ユーザー限定でローンチとなります。すでに順番待ちリストには20,000人のユーザーが待機しており、500〜1,000のコードの発行を検討しているといいます。徐々に展開を行うのは、アーリーアダプターのフィードバックを反映させるのが目的とのことです。
「Aptoide」で最初配信されるのは、カードゲーム「ソリティア」、ジェスチャーゲーム「Charades」、「麻雀」などのベーシックなゲームですが、今後タイトルが増加していくとみられています。
ユーザーには課金を求めない方針
Appleはサードパーティーアプリストアに対して、1インストールあたり0.50ユーロのコアテクノロジー料金(CTF)を課していますが、「Aptoide」はこれをまかなうために開発者に手数料を課金するという手法を取っています。これにより、ユーザーがストアのインストールで課金されることはなくなります。
iOSにサードパーティーアプリストアとしてすでに登場していた「AltStore PAL」は、アプリのインストール自体に1.50ユーロをユーザーに課金するという体制をとっており、開発者にとってより優位な環境を作り出していると言えます。
日本でもサードパーティーアプリストアは出てくる可能性が高い
日本でもEUのデジタル市場法に近い法案が可決される見通しで、App Store以外のサードパーティーストアがiOSで利用できるようになるのもそう遠くはなさそうです。
EUでの動向を知ることで、日本でサードパーティーストアが出てきたときにどのような状況になり得るかがある程度予測できるようになるため、サードパーティーストア関連情報は追う価値があるのではないでしょうか。
Source: The Verge
Photo: Gerçois/Wikimedia Commons
- Original:https://iphone-mania.jp/news-581315/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi
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