大手自転車SHOPが太鼓判!いま売れているサイクルガイド【買って得モノ&夏のトレンド大調査】

【買って得モノ&夏のトレンド大調査】

全国に34店舗を展開する日本最大級のスポーツ自転車専門店「ワイズロード」。中でも豊富な品揃えはもちろん、日本国内2店舗目となるe-バイク“BESV(ベスビー)”のショップインショップも構える新橋店で、今売れている車種を聞いてみた!

*  *  *

いま街中では、小型で街乗りに適したアシスト車がトレンドだ。中でも人気なのは「BESV」だと、売れ筋を語ってくれたのは、ワイズロード新橋店で店長を務める田渕喬介さん。

「軽量かつ小型で小回りが利くことに加え、アシストの力で坂道や漕ぎ出しの前進をサポートしてくれる街乗りタイプのe-バイクは引き続き右肩上がりです。e-バイクの先駆けと言っても過言ではない『BESV』はとくに人気で、フォールディングモデルも売れ筋ですが今回紹介したPSA1は折りたたみ機能がついていない分、お求めやすい価格になっており、当店の売れ筋モデルになっています」

一方ロードバイクの売れ筋はどのように変化しているのだろうか。ロードの市場について、次のように続ける。

「ロードバイクでは今年に入り、一部メーカーが価格改定をしたことでミドルクラスの車種が以前よりも手に取りやすくなりました。このクラスはいま主流のカーボン・ディスクブレーキ・油圧式をしっかり押さえたモデルが多く、乗り換えを考えている人、最新装備を備えた自転車を検討している人であれば、今期狙い所です」

ワイズロード新橋店長/田渕喬介さん
大学のツーリングサークルをきっかけに自転車の魅力にハマり、この道24年目のベテラン店長。愛用車はブロンプトンで、ゆるポタを主に気ままなライドを日頃楽しんでいる

 

 

ワイズロード新橋店
住所:東京都港区新橋4-11-1 A-PLAC新橋ビル1F、B1F
営業時間:12:00〜20:00(月〜金)11:00〜19:00(土日祝)
休業日:水曜(祝祭日除く)

 

<e-バイク>

■軽量かつ安定した乗り心地!アシストの力でスイスイ走れる

BESV
「PSA1」(23万8000円)

アシストが付いていて、タイヤも小さいため小回りが利き街乗りに最適な一台です。折りたんでコンパクトになる優秀なモデルもありますが、価格が少し上がるためe-バイクを初めて乗るいう人は本製品がオススメです!(田渕さん)

軽量なアルミフレームを採用したエントリーモデル。高性能なバッテリーを搭載し、フル充電で90kmの航続が可能。またフロントフォークとリアバックにサスペンションを採用していて、快適性が高く安定した乗り心地も特徴だ。さらにスマートフォンとの連携で、ナビや走行の記録などもできる。

▲FRONT

▲SIDE

▲BACK

 

<ロード>

■レーシングモデルとしての機能を押さえながら幅広い用途で乗れるオールラウンダー車

Bianchi
「SPRINT ICR」(31万6800円)

名前に由来する通り“早い自転車”という位置付けですが、比較的マイルドな乗り味でホビーライダーにもオススメです。お馴染みの定番カラーと同じくらいライトグレーも人気!(田渕さん)

軽量なカーボンモノコックフレームや、空気抵抗を減らすための内蔵ケーブルルーティングシステムを採用。そのほか油圧式のディスクブレーキなど、レーシングモデルに必要な要素をしっかり押さえたスピードも出せるロードバイクながら、700×28Cの太めのタイヤも入りマイルドな乗り味が特徴だ。

 

<グラベル>

■クロモリ×カーボンのハイブリッドな一台

JAMIS
「RENEGADE S5」(18万1500円)

グラベルが得意なメーカーで10万円台と比較的お手頃なのが魅力。ダボ穴も多いので、荷台などのアクセサリーに費用をかけられて、かつスタイルが決まっていな人ならこちらを!(田渕さん)

クロモリのフレームとフロントフォークにカーボンを採用した、同社グラベルバイクの新型。信頼性の高いシマノの油圧ディスクブレーキの搭載に加え、タイヤクリアランスが広く、700×45mm・650×2.0インチまでのタイヤが装着可能。キャリアダボ穴の数も多く、街中からキャンプライドと幅広く活躍する。

 

<クロス>

■フロントフォークが左側だけ!? 唯一無二のデザインが◎

Cannondale
「BADBOY3」(11万円)

独特なフォーク形状の類のないデザインと“バッドボーイ”という名前のインパクトから、クロスバイクファンから愛されている名車です!(田渕さん)

前輪を支えるフロントフォークが左側のみと、デザイン性が唯一無二のクロスバイク。トップチューブの両サイドにシリコンのバンパーが付いていて、本体を立てかけた際に傷を防いでくれる。また飲み物を取り付ける際などに便利なボトルケージ台座が2つ付いていてデザインのみならず機能性、利便性も高い。

 

<グラベル>

■通勤でも、山道でも!軽快なライディングが楽しめる

Cannondale
「TOPSTONE 2」(24万2000円)

ハンドルの幅がロードバイクよりも広かったり、車体も前傾姿勢を抑えていてラクな姿勢で乗れたり、初めての人でも乗りやすいいわゆる王道のグラベルロードです!(田渕さん)

アルミフレームの製作に定評のある同社が作ったグラベルロードバイク。軽量なアルミフレームに加え、高い剛性を備えたフルカーボンフォークを搭載し、軽快なライティングが楽しめる。45mm幅の太めのタイヤでも十分クリアランスを保ち、カスタマイズ性が高くオン、オフどちらでも活躍可能。

 

<クロス>

■日本メーカーによる日本人のための王道クロスバイク

KhodaaBloom
「RAIL ST」(5万9290円)

多くの人が思い浮かべるオーソドックスのクロスバイク。日本人に合わせた設計で身長が高い人、低い人、どんな人でも乗りやすいです(田渕さん)

上位グレードと同じ素材、製法で作られるRAILシリーズのフレームを採用。重量剛性比の高いアルミ合金を組み合わせたパイプに、箇所によって3段階の厚みを使い分ける「トリプルバテッド加工」を施しており、軽さと強度を両立している。スポーツバイクでは珍しいキックスタンド付きも魅力的。

 

<スタッフ注目のニューモデルはコレ!>

Cannondale
「SUPERSIX EVO4」(39万9000円)

ロードを検討している人であれば、必ず選択肢に入ってくる、いま注目のモデル。完成車でも十分すぎるくらいのスペックですが、のちにホイールをカーボンにして、更なるスピードを追い求めてみても!(田渕さん)

同社が誇るフラッグシップロード“SuperSix EVO”が培った、空気抵抗を抑えるフレーム形状はそのままに手に取りやすくなった一台。洗練されたレーシングジオメトリーかつ、エアロ・カーボン・軽量性を備え俊敏性もさることながら、直感的でコントロールしやすいハンドリングも特徴とする。

※2024年6月6日発売「GoodsPress」7月号48-49ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【買って得モノ&夏のトレンド大調査】

<文/GoodsPress編集部>

 

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