手にするからこそ手触りのイイものを。職人が作った革や木のホッチキス

オフィスなどで毎日使う事務用品や文房具。同じようなデザイン、素材のものが多いアイテムだからこそ、愛着が持てるものを使えば気分が上がって作業が少し楽しくなるもの。ちょっとした工夫で生産性向上にもつながります。

ホッチキス(ステープラー)の老舗メーカーであるマックスから、特別仕様の本体カバーの素材をレザーや木材に変更したホッチキス「HD-10X/LT」(1万1000円)および「HD-10X/WD」(5500円)が発売に。マックス史上初となる革や木を採用したもので、同社の直販サイトにて発売中です。

今回の2製品は環境に配慮した文具シリーズ「Re:max(リマックス)」の第3弾。これまでにも、包装材を紙箱にリニューアルした「HD-10TL 紙箱タイプ」や、本体カバーにプラスチック端材とバイオマスプラスチックを使用した「HD-10Dサステナブルモデル」を発売してきたマックス。

今回は、カバンや家具制作の過程で出てしまう、革や木材を再利用。良質なもののサイズが小さいため使用困難であった端材を活用しています。革のホッチキスと木のホッチキス、いずれも熟練の職人が手作業で本体カバーを製作しているんです。

革のホッチキス「HD-10X/LT」は、日本有数のカバンの産地・兵庫県豊岡市でカバン制作を行うMaison Defとの共同開発。KOBE LEATHERや良質なトリヨンレザー(牛革)を使用しています。

色鮮やかなオレンジ、ブルー、グリーン、イエロー、ベージュ/ホワイトの5色のトレンドカラーで展開。デザインのアクセントとして、構造材と装飾を兼ねたリベット(締結部品)を採用していますが、これはMaison Defで人気の「rivet bag」シリーズの特徴であるリベット留めをイメージしたものです。

木のホッチキス「HD-10X/WD」は、木工産業が盛んな岐阜県高山市で、ショップ・kochiと、家具工房・木と暮らしの制作所との共同開発。素材となる木材は、飛騨高山の森から採れた広葉樹の端材で、kochiの職人が一つひとつ丁寧に手作業で仕上げます。

木材別にヤマザクラ、クリ、クルミ、ブナの4種類を用意、いずれも木材ならではの温かみを感じられる質感です。

革や木でできたホッチキスはいずれも購入欲をそそる見た目と品質で、楽しみながら環境保護にも無理なく貢献できる一石二鳥的グッズと言えるでしょう。

>> マックス

<文/&GP>

 

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