Skedway、新IoTデバイス「Avail」発表|人感センサー統合で作業空間の使用率を測定、生産効率を向上

今月、職場管理ソリューションをグローバルに展開するSkedwayは、同社のAI搭載プラットフォームの重要な一部として、画期的なIoTデバイス「Avail」を発表した。

Availにより“空間管理”が再定義され、より効率的かつ生産的な職場環境が実現する。

作業空間の効率化と生産性向上を叶える「Avail」

米国フロリダ州オーランドに本社を構えるSkedwayは職場管理のための包括的なツールを提供している企業。数百の企業の作業空間を最適化し、より効率的で生産的な作業環境の創造を支援している。

6月12日~14日の期間、ラスベガス・コンベンションセンターで開催された展示会『InfoComm 2024』でSkedwayはAvailを初公開した。

Availはデスクマネージャーの機能と人感センサーを組み合わせた画期的な製品で、SkedwayのCEOであるRafael Tonelli氏いわく“職場空間におけるゲームチェンジャー”。デスクの占有状況を示すだけでなく、作業空間の使用率を測定し、効率的かつ生産性の高い空間管理を実現する。

Availの主な機能

・統合型デバイス:デスクスケジューリングと存在検知を一体化。匿名での自動予約や、シームレスなチェックイン/チェックアウトが可能に
・フォーカスモード:ユーザーが通話中、もしくは邪魔されたくないときはLEDインジケーターが青く光り、業務への干渉を最小化
・エレガントなデザイン:ミニマルでスタイリッシュなデザイン
・手頃な価格:エンドユーザー向けの価格は1台あたりわずか79.00米ドル

Availが実現する理想的な空間マネジメント

Availは職場にいる人々の存在を匿名で検出し、追跡する機能を備えている。収集されたデータはSkedwayの高度なAI機能を搭載したプラットフォームに接続され、リアルタイムでの空間利用状況の洞察を提供するために使用される。

リアルタイムでの洞察に基づき、企業は以下のメリットを享受できる。

・スペース配分の最適化:過剰に利用されている空間や十分に利用されていない空間を特定し、それに応じてスペース配分を調整できる
・従業員の体験向上:従業員が必要なときに必要な空間にアクセスできるように調整し、より快適かつ生産的な作業環境を創造する
・運営コストの削減:空間を統合できる領域を特定し、エネルギー消費・その他の運営コストを最適化する

SkedwayのCSOであるLucas Nini氏は「Availは単なるセンサーではない。組織が仕事空間に関するデータ駆動型の意思決定を行うことを可能にし、最終的にはより持続可能でコスト効率の高い職場を実現する」とコメントしている。

参考・引用元:
Skedway
Newswire

(文・せな)


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