iPhone16シリーズ向けA18およびiPhone16 Proシリーズ向けA18 ProをTSMCが量産中で、目標個数は1億個に設定されていると工商時報が報じています。
A18とA18 ProはTSMCの改良型3nmプロセス「N3E」で製造されており、2025年に更に微細化が進められる見通しです。
iPhone16/16 Proシリーズの年内の製造台数は約9,000万台〜1億台
工商時報によれば、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズの年内の製造台数は約9,000万台〜1億台が見込まれるとのことです。
そのため、それらに搭載するA18とA18 Proの製造個数も最大約1億個に達することになります。
8GB RAM/6コアGPUではまだ不十分と指摘
A18とA18 ProはTSMCのN3Eで製造され、人工知能(AI)関連機能実効能力はM4を上回るとの噂があります。
ただし、RAM容量が8GBに増加したとしてもAI関連機能をデバイス上だけで処理するには十分ではないと工商時報は指摘しています。
また、GPUコア数が引き続き6コアであれば、これはグラフィック性能が制限される要因にもなりかねないと同メディアは重ねて懸念を示しています。
AI関連機能強化の1つの到達点は2nmプロセスチップへの移行?
Appleシリコンの製造プロセスは今後、第3世代の3nmプロセス「N3P」に、2025年下半期(7月〜12月)には2nmプロセス「N2」に移行するとみられています。
それとともに半導体搭載数が増加し、Neural Engineが強化され、過不足なくAI関連機能が実行できるようになると期待されています。
Source:工商時報
Photo:Apple Geek(@Apple_Geek_Actu)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/news-582714/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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