【MyCar秘密基地計画】
ソロキャンプを楽しむ人は多いが、クルマを秘密基地化することで、自分も家族も楽しめる空間が手に入る。ハイエースをカスタムし、リビングのように使うキャンプの達人・松田隆史さんの愛車を拝見!
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「CAMP HACK」で編集長を務める松田隆史さんが、キャンプをするためのクルマとして選んだのは、アメ車風の顔にカスタムしたハイエース。どことなくアメリカ“西海岸”を感じさせる仕上がりだ。
▲角目2灯だったハイエースの顔周りを角目4灯にカスタム。「シボレー顔」にしたことでアメリカ西海岸を感じさせるスタイルに
「このクルマを手に入れてからフットワークがとても軽くなりましたね。『ひとまず行ってから考えよう!』と、あまりプランを計画せずにサッと出かけることも多くなりました。仕事柄、キャンプ場にロケに行くことも多いのですが、圧倒的にクルマでの前乗りが増えました。サービスエリアで仮眠すればいいとか、クルマの中で作業すればいいとか思うと、精神的にも開放され自由になった気がします」
ハイエースのスーパーGLワイドというグレードは車幅が広い。車中泊仕様のベッドと荷物を積んでも、4人家族で不便を感じることはないという。
「自分の中では“家族ができても絶対キャンプにいきたい”と思っていたのでこのクルマにしましたが、結果は大正解でした。夜泣きするくらいの小さい頃から連れて行きましたが、リビングごと移動している感覚もあり、不便さを感じることはなかったですね。アウトドアと自宅のいいところを本当に両立している感じでした」
▲ライノラックのキャリアをセット。「荷物を載せるのが大変なので、イスを置いて景色を楽しむスペースに使っています」
子どもがいることもあって、そこまでの遠出はしていないそうだが、湖畔に泊まった後のさわやかな朝、屋根にチェアを上げて座って飲むコーヒーは格別だとか。ただ、問題もないわけではない。子どもが大きくなると松田さんのスペースがなくなることが予想されるという。
▲ベッドキット付きのクルマを購入したが、ラグやハンカチをディスプレーして、オリジナリティ溢れる落ち着く空間に
「今は4人でも広々寝られますが、将来は厳しい。自分の寝床の確保が問題ですが、屋根の上にテントを立てて一人で寝るのがいいと思っているんですよね」と少し嬉しそうに話す。「問題」とは言いつつも新たな試みを楽しむつもりなのだろう。松田さんのバンライフはまだまだ続いていきそうだ。
▲使い勝手も犠牲にしないのが松田さんのスタイル。本来はウエットスーツを引っ掛けるバーだが、それを転用してシュラフやブランケットなどを干す
▲後部座席のテーブルはDIYで製作したもの。「PC作業をすることもありますが、子どもがご飯を食べるために使うことが多いですね(笑)」
CAMP HACK編集長/松田隆史さん
日本最大級のキャンプ情報サイト「CAMP HACK」の編集長。野外フェスがきっかけでアウトドアにのめり込み、ついにはハイエースを手に入れて、誰もが憧れる家族キャンプを楽しんでいる
※2024年6月6日発売「GoodsPress」7月号90-91ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/今雄飛(ミラソル・デポルテ)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/612076/
- Source:&GP
- Author:&GP
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