【GP2024上半期AWARD】
ご飯の炊き上がりの旨さへの追求に余念がない炊飯器。今年上半期もその命題をさらに極めたモデルや炊飯以外に低温料理なども可能なオールマイティモデルが続々登場している。そんな中で選りすぐりをラインナップ!
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今年も家電メーカー各社から最新の炊飯器が登場した。どのモデルもごはんがおいしく炊けるのは当たり前。そのさらに上を行く機能を実現している。
タイガー魔法瓶の「土鍋ご泡火炊き JRX-G100」は、昨年の100周年モデルをさらに強化。蓄熱性がアップし、より甘さが引き出せるようになった。
おこげが作れる火かげん機能や一合料亭炊きなど、独自機能も魅力的だ。東芝の「RC-10ZWW」はよりおいしく炊ける「極匠」コースを搭載した。従来から継承する保温性能の高さも魅力だ。
炊飯に加えておかず調理も搭載したのが三菱電機の「NJ-BW10G」。週末にまとめ炊きして冷凍しておく、現代のスタイルに対応。平日はおかず調理ができる。炊飯器は美味しさと使い勝手を追求し、さらなる進化を遂げているのだ。
家電ライター/コヤマタカヒロさん
家電やデジタルガジェットのほか、理美容家電にも精通する広い趣味範囲をもつ家電ライター。家電のテスト&撮影のためのスタジオ「コヤマキッチン」も運営するなどマルチに活躍中
GP2024上半期AWARD
ー生活家電部門・炊飯器ー
<大賞>
■土鍋炊きならではのふっくらした炊き上がりが絶品!
タイガー魔法瓶
「土鍋ご泡火炊きJRX-G100」(14万8500円)
土鍋釜の高火力でふっくらした甘みのあるご飯が炊けます。火かげんを上げるとほのかに香ばしい香りが楽しめるのも魅力。大型のタッチパネルディスプレイを採用しており、操作も簡単。スマホ連携機能も便利です
約300℃の高火力と遠赤効果でふっくらと炊き上げる。70種類の銘柄巧み炊きわけや5段階の食感炊きわけ機能を搭載。火かげんも3段階で調整でき、おこげも楽しめる。1合でも美味しく炊ける「一合料亭炊き」メニューも用意。
▲鍋底から高熱量を加える300℃WレイヤーIHを搭載。鍋の上下で温度差を作り出して熱対流を促す仕組み
▲萬古焼の本土鍋を採用。表面には遠赤釉薬を塗布。さらに新たに内なべの発熱体に蓄熱性の高い火山灰素材を採用した
<ごはんおかず万能賞>
■低温調理に対応しおかずも作れる
三菱電機
「本炭釜 紬 NJ-BW10G」(実勢価格:13万7500円)
内釜に本炭釜を採用しており、もちっと甘いごはんが炊ける炊飯器。粒感のあるご飯が好きなら有力候補です。長粒米メニューなど独自機能が充実しているのが魅力です
圧力をかけず常圧で炊飯することで粒立ちよく炊ける炊飯器。新たにサラダチキンなどが作れる低温調理機能を搭載。週末に冷凍ごはんモードでまとめ炊きして、平日はおかず調理ができる。
▲調理機能「エブリデリ」を新搭載。65~85℃と5~180分で設定できる低温調理機能を新たに採用している
<長時間保温賞>
■真空保温や真空ひたし機能が便利
東芝ライフスタイル
「炎匠炊き RC-10ZWW」(実勢価格:13万6470円)
おいしく炊ける極匠コースを新たに搭載し、お米の甘みやしゃっきりした歯ごたえが楽しめます。カラー液晶はタッチ操作ができわかりやすく、保温性能が高いのもポイントです
沸騰後に圧力を開放しながら加熱し、対流を促す匠の追い炊き機能で、よりふっくらで粒立ちのいいごはんが炊ける。真空ポンプを搭載し、しっかり吸水が可能。また、ニオイや乾燥を抑える真空保温は白米最大40時間。
▲内釜には「スルッとコート」が施されており、サッと簡単に汚れが落とせるのもポイントだ
※2024年7月5日発売「GoodsPress」8・9月合併号38ページの記事をもとに構成しています
<文/コヤマタカヒロ>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/614672/
- Source:&GP
- Author:&GP
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