Appleは、複合現実(MR)ヘッドセットVision Proに関する新たな特許を取得したことが明らかになりました。特許はカスタムジェスチャーを登録できるというもので、アクセシビリティ機能の一環とみられています。
ショートカットとジェスチャーを結びつけることも可能
Appleが取得した特許は、「カスタムハンドジェスチャーを設定するための方法とデバイス(Method And Device For Defining Custom Hand Gestures)」と名付けられたものです。その名の通り、Vision Proで既存のジェスチャーだけでなく、自分で作ったジェスチャーで特定の機能を起動することができるというものです。
ショートカットとジェスチャーを結びつけることも可能とされており、一つの動作で様々な一連のタスクを行うといったこともできるとのことです。
「ジェスチャー関連付けツール」でジェスチャーを登録
Vision Proでカスタムジェスチャーを登録するには、「ジェスチャー関連付けツール」を使用します。ツールはどのような機能のジェスチャーを作りたいかをユーザーに尋ね、ユーザーは手動で機能やショートカットを選択し、設定をできるようです。
ジェスチャーがすでに公に知られているものでかつVision Proにより使用されていないという場合(例として、“ナマステ”(手のひらを合わせる)が紹介されている)、名前を自動でつけてくれます。
機能が実装に至るかは未知数
Appleが特許を取得したからといって、その機能が実際にデバイスで実装されるかは未知数です。
しかしながら、特許取得はAppleが現在どのような技術開発に取り組んでいるかを示す指標となるため、重要と言えます。
カスタムハンドジェスチャーは様々な用途に役立ちそうなため、実装に至る可能性は十分にあるのではないでしょうか。
Source: USPTO via AppleInsider
- Original:https://iphone-mania.jp/news-583640/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi
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