韓国で「探す」が使えないことに韓国のユーザーが激怒〜署名に発展

韓国で「探す」が利用できないことが、少し前にニュースになりましたが、このことに韓国のユーザーが怒り心頭だと伝えられています。韓国ではすでに嘆願書に発展しており、5,000人以上が署名したとのことです。

15年以上不便な状況に置かれている韓国ユーザー

嘆願書には、「韓国で15年以上にわたって不明確な理由で『探す』が禁止されてきたことで、デバイスの盗難など、不便な状況に耐えざるを得なかった」と記されています。

8月21日までに5万人以上の支持を獲得できれば専門委員会に委ねられることになるとのことですが、今のところ署名数は5,300人ほどで道のりはまだ長いようです。

AirTagが使えないのは痛い

「探す」の重要性が近年さらに増している理由として、紛失防止タグAirTagの存在があると推察されます。

AirTagはそれを失くしたくないものに取り付けると、たちまち「探す」で追跡を行えるようになるトラッカーですが、特に米国では盗難防止策として政府が推奨するなど、生活必需品となりつつあります。

「探す」が使えないとなると、iPhoneなどのApple製品の盗難防止性能が格段に落ちるだけでなく、AirTagも使用できないため、生活に支障が出てくるというのも納得がいきます。

機能が使用できない地域があるのは珍しくない

Appleの機能はその展開地域の多さゆえ、その場所に応じて使用できないものが存在することは周知の事実となっています。最近では、Appleの人工知能(AI)機能であるApple Intelligenceの中国導入の難しさについて報じられたばかりです。

Source: Patently Apple

Photo: Apple


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