Bose QuietComfort Ultra EarbudsにBose ワイヤレス充電ケースカバーを装着し、これまで使用してきたノーブランドのシリコンケースと比較しました。
Bose ワイヤレス充電ケースカバーは、Bose QuietComfort Earbuds IIにも対応します。
Bose ワイヤレス充電ケースカバーは税込7,150円
Bose QuietComfort Ultra EarbudsとBose QuietComfort Earbuds IIの充電ケースは、ワイヤレス充電に対応していません。
これをワイヤレス充電に対応させるのが、Bose ワイヤレス充電ケースカバーです。
Bose ワイヤレス充電ケースカバーの販売価格は、税込7,150円です。
純正ケースをワイヤレス充電対応にする仕組み
Bose ワイヤレス充電ケースカバーはあくまでも”カバー”であり、ワイヤレス充電機構を搭載するケースではありません。
このカバーの内部下部には、USB-C端子(オス)が搭載されています。
カバーにBose QuietComfort Ultra EarbudsもしくはBose QuietComfort Earbuds IIの充電ケースを差し込むことで、互いのUSB-C端子が接続されます。
カバーの内部にはワイヤレス充電受電部が内蔵されており、ワイヤレス充電が可能になる仕組みです。
ケースとしての質感は高いがアクセサリーとして割高
競合製品は、こうした専用カバーを用いなくてもワイヤレス充電に対応しています。
そのため、Bose QuietComfort Ultra EarbudsおよびBose QuietComfort Earbuds IIでワイヤレス充電を行おうとすると割高になります。
また、充電ケースに被せるカバーですので、上部の蓋は浮きやすく、競合製品のケースと比べて質感が高いとは言えません。
ノーブランドのシリコンケースと比較
ただし、AirPodsシリーズと異なりBose QuietComfort Ultra EarbudsおよびBose QuietComfort Earbuds II向けのアクセサリーは少ないので、その中では純正のBose ワイヤレス充電ケースカバーの質感は優れています。
カバーにはBoseのロゴが入っており、インジケータの部分は穴が空いています。
対して、Amazonで購入した数百円のシリコンケース(下記画像)はインジケータの部分の穴が空いておらず、点灯状態はあくまでもケースを通してしか確認できません。
そのため、ホワイトのシリコンケースの場合は充電中を示す「オレンジ」の点灯と、充電完了を示す「ホワイト」の点灯の判別が可能ですが、ブラックのシリコンケースの場合は透過光はこれらと異なる色合いへと変化しました。
レビュー結果および評価
Bose QuietComfort Ultra EarbudsおよびBose QuietComfort Earbuds IIをワイヤレス充電に対応させたい場合は、Bose ワイヤレス充電ケースカバーは良い選択肢になります(他の選択肢はありません)。
また、税込7,150円を支払っても質感の良いカバーが欲しい場合は、本製品を選択するしかないでしょう。
ただし、割高であり、競合製品の場合は標準状態でワイヤレス充電に対応していますので、Bose製品へのこだわりがなければAirPods Pro(第2世代)を購入したほうが満足度が高いでしょう。
本製品の課題と期待
Bose製品の優れたアクティブノイズキャンセリング性能を重視する筆者のようなユーザーには良い製品ですが、販売価格は高すぎであり半額程度が妥当と感じました。
Bose QuietComfort Ultra Earbudsの後継品ではさすがに、充電ケースがワイヤレス充電に標準対応するかもしれません。
Photo:Bose
- Original:https://iphone-mania.jp/goods-584070/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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