インド製iPhone用部品の不良品率は50%!?ロジックボードに指紋付着との指摘も

iPhoneのサプライヤー関連部品メーカーはインドに進出して工場を建設、現地での生産を増やしていますが、品質は未だに中国製のものにおよばないとChina Timesが指摘しています。

インドで製造されたiPhoneを分解したら、内部にも品質の低い部分が確認されたと同メディアは述べています。

iPhone16 ProとPro Maxもインドで生産開始と噂

インドではiPhone15とiPhone15 Plusが生産されており、iPhone16シリーズではベースモデルに加えてiPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxの生産も行われるようになると噂されています。

インドでは、新型モデル毎にiPhoneの生産規模が拡大されていますが、品質という点で中国製と比べると劣っているとChina Timesは伝えています。

部品によっては不良品率が50%も、吸収できる範囲か

China Timesによれば、部品によっては不良品率が50%に達するとのことで、Appleの求める量産工程の品質基準からも大きく外れている模様です。

それでもAppleがサプライヤーに要望しそれに応えてインドでの生産規模を拡大するのは、生産国分散による地政学的リスクを減らすことと、不良品が多く発生しても残った良品を用いることでコストを吸収できているのでしょう。

インド製iPhoneを分解したら部品に指紋が付着?

品質の低さはインドで生産されたiPhone用部品だけにとどまらず、完成品にも散見されるとChina Timesは伝えています。

China Timesによれば、「インド製iPhoneを分解したらロジックボードに指紋が付着していた」「カメラ用レンズの中にホコリが混入していた」事例がソーシャルメディアに投稿されているとのことです。

*筆者が検索した範囲では、China Timesが指摘した投稿は見つけられませんでした。

それでも止まらないインドへの生産拠点移行

インドでは今後、iPhoneに続きiPadAirPodsシリーズの製造が来年にも開始されるとみられています。

Source:China Times

Photo:Apple


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