米国のiPhoneユーザーを対象に行われた意向調査において、iPhone16シリーズへの機種変更を検討しているユーザーの割合が61.9%に達していることが明らかになりました。
同様の調査における過去の結果と比べ、iPhone16シリーズへの機種変更を検討しているユーザーの割合は高くなっています。
iPhone16シリーズ発売前の意識調査の結果
この調査を行ったのは、中古スマホの買い取りと販売を行い、買い取り価格の比較データを公開している米SellCellです。
SellCellは毎年この時期に、新型iPhoneに対するユーザーの意向調査を実施していました。
調査は、米国在住の2,013名、設問によっては2,012名のiPhoneユーザーを対象に行われました。
機種変更に重要視する2つの要素は?
iPhone16シリーズへの機種変更を検討するうえで重要な要素として挙げられたのは、1位が販売価格で30.9%、2位が発熱を抑えるための冷却機構の搭載です。
冷却機構の採用有無が2位にランクインしたのは、iPhone15 Proシリーズ発売直後の異常発熱問題が影響していると考えられます。
その問題は最終的にiOSのアップデートで解消するも、未だにユーザーの間には不安材料として残っているようです。
機種変更の重要な要素と多くのメディアが取り上げているApple Intelligenceを重要視すると回答したユーザーの割合は22%弱で、3位でした。
iPhone16 Proシリーズのディスプレイサイズ拡大について
iPhone16 Proのディスプレイサイズは6.3インチに、iPhone16 Pro Maxのディスプレイサイズは6.9インチに大型化すると予想されています。
それに伴い重くなる可能性がありますが、それでもiPhone16 Proシリーズを購入するかとの設問に対して、54.9%のユーザーが、ディスプレイサイズが大きくなるiPhoneを購入すると返答しています。
性別によるディスプレイサイズ拡大への評価
ただし、ディスプレイサイズ拡大と重量増に対する考え方は、ユーザーの性別によって異なります。
男性の場合、62.1%がそれでもディスプレイサイズ拡大が好ましいと回答しているのに対し、好意的な女性ユーザーの割合は47.8%と低く、否定的な女性ユーザーも41.5%存在するなど評価がわかれています。
女性ユーザーには、iPhone17 Airが最適なのかもしれません。そうした点で、iPhone17 AirはminiモデルやPlusモデルと異なるユーザー層にアピールできそうです。
Apple Intelligenceの提供開始時期遅れについて
Apple Intelligenceの提供はiOS18で行われず、2024年10月にiOS18.1で実装されるとみられています。
この提供開始時期が許容できるかどうかをユーザーに聞いた結果、82.1%はiPhone16シリーズ発売から遅れても問題なく、提供開始を待つと回答しています。
Apple Intelligenceを重視するユーザーの割合は項目別で3位であることも、それほど重要視されていないように感じます。
iPhone16シリーズを発売直後に購入しますか?
iPhone16シリーズの購入予定時期ですが、61.9%のユーザーが9月と回答していますので、今年も発売後しばらくは品薄となりそうです。
iPhone16シリーズに機種変更しない理由
iPhone16シリーズに機種変更しない理由も聞いたところ、34.2%のユーザーは購入予算がないことを挙げています。
また、12.8%のユーザーは残価支払いなどの契約条件に縛られていると返答しています。
iPhone17シリーズに期待してiPhone16シリーズへの機種変更は見合わせると回答したユーザーの割合は、3.3%でした。
iPhone16シリーズは人気機種になりそうな予感
今回の意識調査の結果を受けてSellCellは、機種変更を積極的に検討すると回答したユーザーの割合が高く、人気機種になりそうだと評価しています。
筆者も、外寸がほぼ同じ程度でディスプレイサイズが大きくなることに期待し、iPhone16 Proの国内版SIMフリーモデルを購入予定です。
Source:SellCell
Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone16-584906/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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