刃物を扱うから安全第一!斧や大型ナイフで安全に薪割りする2つの方法

<不自由を自由にする野営スタイル>

こんにちは、「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。

キャンプの醍醐味である焚き火をするために、みなさん薪割りをすると思います。ところが、キャンプ場で他のキャンパーの方の薪割りを見ていると、ちょっと危ない薪の割り方をしている人を良く見かけます。

薪割りは、斧や大型ナイフなどかなりパワーのある刃物を使うことが多く、ちょっとしたミスが大きな事故に繋がりかねません。だからといて、薪割りをしないと焚き火が楽しめませんので、今回は、安全に薪を割る簡単な方法を2つ紹介します。

■薪を寝かせて割る

よくあるのが、薪を立てて割る際に手で薪を支えているケースです。

▲薪を手で支えると危険ですのでやめましょう

薪を手で支えると刃物が薪に命中せずに、手に当たる危険性があります。

本当に危ないので、これは絶対にやめましょう。刃物を使うときに気をつけることは「打ち下ろす刃物の軌道上に手足が絶対にこないこと」です。これは大前提なので、必ず体に覚え込ませましょう。

▲薪を寝かせて、寝かせた薪の先端部分に斧やナイフを落とす

上の写真のように平らな台(薪)の上に割りたい薪を寝かせて薪の先端にナイフを落とします。

指3本から4本分くらいまでの薪の太さであれば薪を寝かせて割ったほうが簡単な場合があります。

この状態で簡単に割れる薪もありますし、割れなければ、割れ目にナイフを突き立て、薪をひねれば簡単に割れます。

▲ナイフではなく、薪を動かすことで簡単に割れる

上の写真のように、寝かせた薪の割れ目にナイフを突き立てひねれば、割れ目が大きくなり簡単に割れます。刃は自分と反対に向けたほうがより安全です。

■立てた薪をほかの薪で支える

▲細い薪を割る時でも手ではなく他の薪で支えれば安全

上の写真のように、割りたい薪を手で支えるのではなく、適度なサイズの薪を使って支えればこのように立てた状態でも薪を割ることができます。

上の写真の薪は割と細めですが、先ほど寝かせて割った薪くらいのサイズより太い薪の場合に有効です。もちろんこの写真くらいの薪でも割れるのですが、その場合は空振りして、足などに当たらないように上から下に振り下ろすのがポイントです。

動画で行なっているように、ナイフを垂直に突き立ててたあとは薪の方を動かすのがポイントです。

*  *  *

さて、いかがでしたでしょうか? 安全面に注意しながらでも、コツさえ掴めばサクサク薪を割ることができます。

まずはこの2つの方法を試してみて、薪の太さや硬さによって使い分けてみてください。そのうち考えなくても勝手に体が反応してきますので。

「刃物の軌道上に手足が絶対にこないこと」を忘れずに、安全に薪割りを楽しみましょう!

<文・写真/RYU

RYU/横浜元町ミリタリーキャンパー

RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、年間数十泊の野営を行っている。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」

 

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