昨今は商談や会議などの内容を残すために、ボイスレコーダーやAI搭載の書き起こしツールなどが多く利用されている。しかし、こうしたデバイスやツールでは、収集した情報の管理が逆に煩雑になることも少なくない。
録音を文字に起こした後、「誰がどのタイミングで発言した内容なのか、わからない」「特定の情報を探し出すのに時間がかかる」といった問題が発生することも。
2021年設立の米国AIスタートアップPLAUD.AIが発表した薄型・軽量のウェアラブルAIデバイス「PLAUD NotePin」は、高品質な録音と正確な文字起こし機能を備えている。発言者の振り分けやさまざまなテンプレートに沿った要約、情報の検索なども可能だ。
一日中使用できる薄型・軽量の“メモリカプセル”
発言者の分別、テンプレートを使用したAI要約を実現
PLAUDアプリ・ウェブでは録音内容の確認のほか、文字起こしや要約などの便利なAI機能を利用することが可能だ。
Image Credits:PLAUD NotePin
Image Credits:PLAUD NotePin
なお、使用しているLLMはGPT-4oやClaude 3.5などの最新の生成AIモデル。将来的にはさらに優れたモデルも選べるようになるとのことだ。
ユーザーが必要な情報を検索することも可能
Image Credits:PLAUD NotePin
Image Credits:PLAUD NotePin
「無料スタータープラン」と「プロプラン」を用意
PLAUD NotePinは今年8月28日から予約注文を受け付けている。価格は169ドルからで、11月にAmazonで販売を開始するという。
Image Credits:PLAUD NotePin
一方、年間79ドルのプロプランではスタータープランのすべての機能が含まれているほか、1か月あたり1,200分の文字起こし時間と、20以上のプロフェッショナルな要約テンプレートが提供される。
参考・引用元:
PLAUD NotePin
PR Newswire
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/244677
- Source:Techable(テッカブル) -海外テックニュースメディア
- Author:Haruka Isobe