アンテナ感度の高いキャンパーの間で、いまじわじわと人気を集めているのがアイロンストーブ。SNSや動画などでその存在を見聞きしたことがあるという人は多いかもしれません。
その名の通り、もともとは衣服のシワを伸ばすアイロンを温めるための道具として使われていた小型卓上ストーブ。古き良き時代を感じさせるルックスがおしゃれキャンパーのハートにヒットし、各社から工夫を凝らした製品が続々登場してきている、今最旬のギアのひとつです。
この秋登場したVASTLANDの「アイロンストーブ」(1万7980円)もその例に漏れないものですが、特筆すべきはそのカラーリング。アンティーク調のルックスはそのままに、ディテールの隅々までオールブラックで統一した激シブな一品です。
そもそもアイロンストーブとは100年以上前のアメリカ西部開拓時代に、アイロンを温めるために用いられていた小型ストーブ。そのコンパクトなサイズを活かして、当時から馬車のヒーターなどとして多用途に活躍してきたといわれています。
VASTLAND「アイロンストーブ」は、こうした歴史を持つアイロンストーブを現代のキャンプシーンで活用することをイメージしてリデザインしたもの。
本体サイズは幅17.5(天板装着時は20)×奥行12×高さ24cmで、素材には耐熱性・耐食性に優れたステンレス鋼を採用。燃料には一般的なオイルランタンと同じくパラフィンオイルまたは灯油を使用します。耐熱ガラスを設けた大きな窓の奥にゆらめく横長の炎がなんとも言えずロマンチックで、これまでのランタンやヒーターとはひと味違う魅力を放ちます。
また、1台で暖房・照明・調理・保温と、4つの機能を果たせる多機能ぶりも魅力のひとつ。真冬のキャンプなら冷たくなりやすい手指や足元を暖めるのにピッタリだし、天面にケトルや鍋を載せて湯を沸かしたり温かいスープを煮込んだりすることも可能。
火力を調整すれば、付属の天板を使っての焼き調理や、完成した料理や飲み物の保温も自由自在に行えます。
さらに大きな魅力といえそうなのが、VASTLANDならではのクールでワイルドなオールブラック仕様。鋼素材ならではの重厚感を無骨なブラックカラーがいっそう強調。細かなパーツも全てブラックで統一し、ロゴマークもベットプレートなどを添えるのではなく、土台に彫り込む仕様としています。
燃料タンクの容量は300mlで、オイル満タンで最大約6時間の燃焼が可能。折り畳みはできませんが、携行に便利な専用収納ケースを標準で付属するので持ち運びや収納もラクラク。
またタンクへの燃料注入に必須のシリコン製漏斗が標準で付属しているのもちょっと嬉しいポイントです。なお、現在完売中ですが再販も予定されているとのこと。気になる人はこまめにチェックすると◎
>> VASTLAND
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/634594/
- Source:&GP
- Author:&GP
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