iOS18.2ではEU域内ユーザーはカメラなどのApple純正アプリが削除可能に

欧州連合(EU)では、デジタル市場法(DMA)によりiOSに異なるルールが適用されますが、EU域内のユーザーはiOS18.2App Store、Safari、メッセージ、カメラ、写真アプリなどのApple純正アプリを削除できることがわかりました。

アプリは削除しても再ダウンロードが可能

一度削除したApple純正アプリは、「設定」アプリの「アプリインストール」セクションから再ダウンロード可能です。

EU以外の地域では、Apple純正アプリを隠すことは可能ですが、完全に削除することはできません。

DMAでは、より公平な競争を目指しており、Apple純正アプリを含むすべてのアプリをiOSから削除できるようにすることで、サードパーティーアプリの競争力を高める狙いがあるとみられています。

EU域内ではサードパーティーアプリストアも利用可

DMAにより、EU域内ではApp Store以外のサードパーティーアプリストアやWebサイトからアプリをダウンロードできるようになっています。

顕著なサードパーティーアプリストアとしては、AltStore PALやEpic GamesのEpic Games Storeなどが挙げられます。

日本でもサードパーティーストア導入の見通し

日本でも、DMAに相当する「スマホソフトウェア競争促進法」が可決されており、サードパーティーストアがiOSで認められる可能性が高まっています。

法案の施行は2025年末ともいわれており、意外と早くサードパーティーストアが登場するかもしれません。

Source: MacRumors

Photo: Apple


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