<不自由を自由にする野営スタイル>
こんにちは、「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。
皆さんは焚き火に火をつける時、着火材以外で火口(ほくち)に何を一番使いますか? 私が良く使うのは、白樺の樹皮、ファットウッド、チャークロス、杉の葉、麻紐などがあります。その中でも、ブッシュクラフト的なキャンプをしている人が使う火口で、私が一番多く見かけるのは麻紐です。
麻紐をほぐすだけですが、意外と効率よくほぐせてない方も多いので、今回は簡単な麻紐のほぐし方を共有します。
このやり方ですと、ほぐす量にもよりますが、3~5分くらいで簡単に着火できる麻紐の火口が完成します。
■麻紐をほぐすときに意外と多いやり方は?
私が見かける意外と多いミスは2つです。
1つ目が麻紐を1本の状態でほぐす。2つ目は麻紐の上でナイフを動かしてしまうことです。今までやっていた方は、効率が悪いのと、危ないのでやめましょう。
■2つのポイントを押さえて簡単にほぐす
ここからは簡単なほぐし方を共有していきます。
まずは30~40cmくらいの長さの麻紐を半分に折って、二つ折りの状態にします。こうすると同時に2本分をほぐすことができるので、効率が良いです。
そしてナイフを使い、膝の上にナイフの角度を30~40度くらいで固定し、ナイフの下に麻紐がくるようにポジションを取ります。ナイフの角度はナイフの形状にもよりますので、うまくほぐれそうな角度を探してみてください。
あとは、右手でナイフを押さえている場合は左手で麻紐を自分の体方向に引っ張り、ほぐしていきます。これを何度か繰り返すだけです。ちなみに麻紐は二つ折の頂点の部分を持った方がほぐしやすいです。
ポイントは、麻紐を二つ折りにすることと、ナイフを動かさないこと。動かす手は、麻紐を持っている手だけ。たったこれだけです。
見本を見せたら、上の写真のように6歳の息子でも上手にできました。ここまでで2~3分程度でできるようになります。
完成形は上の写真くらいに鳥の巣のようになればOKです。
私も初めて火口に麻紐を使おうとした時は、コツもやり方もわからずやっていたので、手でほぐしたり、ナイフを動かしてみたり、1本30cmくらいの麻紐を20分くらいかけてほぐした記憶があります。そして火口にした麻紐にはなんとか着火できたものの、薪には着火せず、また20~30分かけて麻紐をほぐして、本当に苦労した思い出があります。
前述のほぐし方であれば5分もあれば着火できる状態にほぐせます。まだやったことがない方や、違うやり方をしていた方は、是非お試しください。
<文・写真/RYU>
RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、年間数十泊の野営を行っている。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/643461/
- Source:&GP
- Author:&GP
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