NANGAに聞く! 定番ダウンギアとホームケア」【インパルス板倉の出張!趣味チャンネル】

【インパルス板倉の出張!趣味チャンネル】

サバゲーやアウトドアなど多くの趣味を持つ板倉さんは、その様子を自身のYouTubeチャンネルでも公開中。ここでは“出張版”として、板倉さんが趣味に関するモノやコトに触れ、さらに満喫するためのヒントを探っていきます!

*  *  *

<vol.5>
「NANGAに聞く!
定番ダウンギアとホームケア」

冬のアウトドアには欠かせないダウン製品。定番ギアから、板倉さんが気になっているという自宅での洗濯方法についても聞きました!

<今回ご紹介いただいたのはこちらの方!>

株式会社ナンガ 販売部販売計画課広報
米澤 創さん

広報担当。他ブランドとの協業企画や各媒体の取材対応など、NANGAにまつわる多角的な業務をこなす。休日にはキャンプや釣りなど一年を通してアウトドア趣味も楽しんでいる

 

――板倉さんは以前からダウンウェアの洗濯方法を気にされていましたよね?

板倉さん(以下敬称略):そうなんです。今までの人生で、洗濯が気軽にできないものって一度使うと「また面倒くさいよな」ってだんだん使わなくなるんですよね。難燃素材を使ったNANGAのダウンパンツも買ったんですけど、これニオイついたら俺どうやって洗濯するの? って思って結局履く時に焚き火してないんですよ(笑)。

――せっかくの難燃素材なのにちょっともったいないですね(笑)。

板倉:だから今回、寝袋の洗い方や、焚き火パンツにニオイがガッツリついた時に家に帰って何したらいいのか聞きたいんですよね。

米澤さん(以下敬称略):なるほど。結論から言えば、僕らの製品は基本的に全部洗えます。家庭の洗濯機でも普通の衣類と一緒に洗えるようにしていますね。

板倉:そうなんですか! でもそのあとは? よく注意書きで自然乾燥してくださいとか、脱水もしないでって書いてありません?

米澤:NANGAの製品は脱水しても全然大丈夫です!

板倉:え!? それはすごい。

米澤:むしろ脱水をしないと、中の羽毛が水を吸っている状態が続いてしまいます。それがカビの原因とかニオイの原因になるので脱水は絶対しないといけなくて。その後は自然乾燥。一番は風通しのいいところで一日陰干しておく。それができない場合は低温もしくは中温の乾燥機にかけてください。

板倉:浴室乾燥機を使いたいんですけど、それでも良いですか?

米澤:全く問題ないです。

板倉:なんだ~! じゃあ気にせず使えますね。

板倉俊之
1978年1月30日生まれ。堤下敦とお笑いコンビ「インパルス」を結成。芸人活動だけでなく、小説やエッセイを執筆し作家としても活躍している。YouTube「板倉 趣味チャンネル」では愛車のハイエースとともに車中泊やキャンプを楽しんでいる様子を公開中。
X(旧Twitter):@itazuratoshiyuk
YouTubeチャンネル:youtube.com/@user-dk9ms9rh1d

米澤:実はダウンを洗わないって人は多いんですよ。昔は羽毛自体に脂がついていることが良しとされていたんです。でもそれだと羽毛が膨らみきらずに保温力も落ちるので、今では洗濯を推奨しています。自宅でも寝ると大抵汗をかきますよね。寝袋もダウンパンツもその湿気を吸って固まってしまうので、もし毎回洗濯が難しければ干すだけでもOKです。

――NANGAには独自の「オーロラテックス」が使われている製品もありますが、取り扱いはほかと変わらないんでしょうか?

米澤:高温乾燥などを避けてもらえれば。あとは、気になる方はダウン用の洗剤を使うとものによっては撥水能力を元に戻す機能があるのでオススメですね。正しく洗濯をすれば、「オーロラ」自体10年以上効果が続くはずです。

板倉:メンテナンスすればダウンは長く使えるってことですかね?

米澤:そうですね。やはりメンテナンスが第一。まずは一度自宅で洗濯してみると良いと思います!

■高品質ダウンの実力がよく分かるNANGAの“看板”ダウンギアとセット買いしたいホームケア製品をチェック!

NANGA
「AURORA TEX light 600 DX」(6万2700円)

760FPのスパニッシュダックダウン90-10%を採用。収納時はコンパクトながら、使用時には早く膨らむ。保温性を確保しつつも携行性が良く、荷物に制限のあるソロキャンプや登山でも活躍する。快適使用温度は-4度、下限温度は-11度。

NANGA
「NANGA×STORM CARE SET 225ml」(3520円)(左:クリーナー225ml 1540円/右:プルーファー225ml 1980円)

英国のアウトドア専用のケアキット「STORM」のNANGA特注パッケージ。ダウン製品全般の洗濯、クリーニングに使える洗剤と撥水剤がセットになっており、ウェア本来の機能の回復&長持ちに役立つ。単体での購入も可能。

NANGA
「MESH BAG」(1760円)

ダウン製品の自宅での保管に便利なメッシュバッグ。通気性がよく、またゆるめのサイジングなので寝袋などの収納時でも製品に負荷が少なく、長期保管にも最適だ。開口部はストッパー付きのドローコード仕様。Φ34×83cm。

NANGA
「AURORA TEX DOWN JACKET」(4万7300円)

NANGA独自の防水透湿素材「オーロラテックス」を使用した人気の定番ダウン。耐水圧20000mm、透湿性6000g/平方メートル/24hrsを誇り、悪天時でもダウンの弱点である「濡れ」を防いでくれる。今季は新たに新サイズと新色が追加された。

■普段の気になるコトを担当者に直撃!

取材時には用意してもらった各製品を手に取りながら対談。板倉さん自身もNANGA製品を普段愛用しているとあって、いちユーザーならではの等身大な質問を投げかけた。

▲試着してみたかったと言う「AURORATEX DOWN JACKET」にも袖を通す。今までは着用しているとありがちな袖や襟の皮脂汚れも心配で、くしゃみすら気が気でなかったとか

▲保管やホームケア使える製品の使い方も、米澤さんから直接レクチャー。特にダウン製品の失敗しない洗濯方法は前々から知りたかったそうで、次々に質問が飛び出した!

■これからは安心して洗濯できそう!

僕も以前、寝袋やダウン製品の洗い方をネットでいろいろ調べたんですけど、書いてあったのがやっぱり「お湯を湯船に張って優しく揉むように…」。それ見て、そんな面倒くさいこと毎回できるか! って思っていたんですよ。でもNANGA製品に関しては今回話を聞いて結構ハードルが下がりましたね。

>> 連載【インパルス板倉の出張!趣味チャンネル】

※2024年11月6日発売「GoodsPress」12月号122-123ページの記事をもとに構成しています

<写真/湯浅立志(Y2) 取材・文/編集部>

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